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塗り重ね乾燥時間を守って塗装をしよう
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塗り重ね乾燥時間を守って塗装をしよう
こんにちは、佐々木塗装です。
外壁屋根塗装において重要となってくるのが、塗料の乾燥です。
塗料は正しい工法で塗装させることによってはじめて塗料の性能が発揮されます。
どれだけ良い塗料で塗装を行ったとしても工法が正しくないとトラブルが発生します。
そこで今回は塗料の乾燥についてご紹介していこうと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
塗装と乾燥
塗料の耐久性・美観を十分に表現する外壁を実現しようと思うと、適切な乾燥が必要となってきます。
乾燥時間が短いこと、もしくは乾燥しきっていない外壁に対して次の工程に入ってしまうと施工不良が発生してトラブルになりかねません。
たとえ性能が良かったとしても乾燥が十分でないと、「耐候性・遮熱性・防水性」といった特化した役割を果たすことができません。
つまり液状のままの塗料では外壁保護の効果がないということです。
乾燥のメカニズムについて
塗料が乾燥していくメカニズムについてご紹介していきます。
最近では水性塗料が主流化しているため、今回は水性塗料を例に挙げて乾燥のメカニズムを説明していこうと思います。
水性塗料
水性塗料の成分は水・樹脂・顔料です。
塗装を行うと、まずは水が乾燥していきます。
半乾燥塗膜となったのち、樹脂が外壁に融着して乾燥塗膜へと変化します。
乾燥の種類とそれらにかかる時間
塗料の乾燥には4種類あり、指触乾燥・半硬化乾燥・硬化乾燥・完全乾燥です。
指触乾燥
指触乾燥は言葉の通り、指で外壁を触った際に塗料が付着しない状態のことを言います。
約1~2時間でこの状態となりますが、この状態ではまだ塗り重ねすることはNGです。
あくまでこれは軽く触れるようにしてください。
すこししか経っていないのに、強く押してしまうと塗料がしっかりとついてしまいます。
半硬化乾燥
塗膜をこすった際に、跡がつかない程度の乾燥をいいます。
この状態になると重ねて塗装をすることが可能です。
ある程度の塗膜が形成されている状態です。
数時間~翌日となります。
硬化乾燥
指で外壁を強く押した際に塗料がつかない状態です。
この状態になってくれると塗膜の内部の乾燥の大半が終わっていることを示します。
約1週間かかります。
完全乾燥
塗膜乾燥が完全に終了した状態をいいます。
これは約2週間です。
環境で大きく変化する
乾燥の種類についてご紹介し、それらまでの期間も紹介しましたがあくまで参考程度です。
その場の環境によって大きく左右されてしまいます。
気温が高く湿度が低いと乾燥しやすいですし、逆に気温が低くて湿度も高い状態にあると乾燥しにくい環境となります。
そのためそれぞれの状況に合わせて作業を進めていくことが必要となってきます。
塗り重ね乾燥時間について
塗り重ね乾燥時間は他に塗装間隔・間隔時間などとも呼ばれています。
塗装は下塗り・中塗り・上塗りの三回塗りが基本です。
それぞれに使用する塗料にはそれぞれ適切な塗り重ね乾燥時間があります。
メーカーのパンフレットに記載のあることが多いため、事前に確認していただくことをおすすめします。
基本的に4時間ほどのことが多いみたいですが、先ほども申し上げたように環境によって大きく変化しますのでご注意ください。
悪徳な業者の場合、その乾燥時間を守らずに塗装を行っていることもあります。
事前にしっかりと見ておくことによって指摘することができます。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
今回は塗料の乾燥についてご紹介しました。
適切な乾燥をもって塗装をしていかないと機能を多く持った塗料で塗装をしても意味がありません。
そのため正しい施工方法で塗装をしてもらうことが必要となってきます。
お家を守るためにも優良な業者に依頼してよいメンテナンスをしてもらいましょう。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
佐々木塗装は広島市安佐北区を中心に、広島県内一円を施工範囲として、外壁塗装や屋根塗装を行っています。
品質にこだわり、一軒一軒丁寧に、お施主様に寄り添って施工しております。
広島県で外壁塗装をご検討なら、ぜひ『外壁塗装広島 株式会社 佐々木塗装』にお気軽にご相談ください。
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