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外壁塗装の「色むら」を徹底解説!原因と「未然に防ぐ」ための完全ガイド

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外壁塗装の「色むら」を徹底解説!原因と「未然に防ぐ」ための完全ガイド

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外壁塗装の「色むら」を徹底解説!原因と「未然に防ぐ」ための完全ガイド

外壁塗装は、住まいの美観と耐久性を維持するために欠かせない重要なメンテナンスです。しかし、せっかく費用をかけてリフォームしたのに、「色むら」ができてしまったというトラブルは少なくありません。
 
この記事では、「外壁塗装の色むら」に悩む方、そしてこれから塗装を考えている方に向けて、色むらの原因、発生しやすいパターン、対処法、未然に防ぐためのチェックポイントまでを、専門的な視点からわかりやすく徹底的に解説します。

外壁塗装で「色むら」が発生する3つの主な原因


外壁塗装後の色むらは、主に「施工技術」「塗料の特性」「外的要因」の3つの要素が複雑に絡み合って発生します。

職人さんの「施工技術」が不十分なケース

色むらの最も一般的な原因は、職人さんの技術不足や手抜きによるものです。

① 塗り回数や乾燥時間の不足

外壁塗装は、通常「下塗り・中塗り・上塗り」の3回塗りが基本です。色を均一にするためには、それぞれの工程で定められた乾燥時間を守ることが非常に重要です。
 
乾燥不足: 完全に乾燥しないうちに次の塗料を塗ると、前の塗料と混ざったり、密着不良を起こし、塗り跡や色むらとして現れます。
 
塗り回数不足: 中塗りや上塗りの回数が不足すると、下地の透けや色の濃淡が生じます。

② 塗料の希釈(薄め方)の誤り

塗料は、粘度を調整するために水やシンナーで希釈(薄める)して使います。塗料メーカーが定めた希釈率を無視して薄めすぎたり、逆に薄めなかったりすると、均一に塗ることができず色むらになります。

③ 塗り方のムラ(刷毛ムラ・ローラー筋)

経験の浅い職人や丁寧さに欠ける施工の場合、刷毛やローラーの動かし方にムラが生じ、塗膜の厚みが不均一になり、光の反射の違いから色むらに見えてしまいます。

「塗料」の特性や「外壁材」との相性

施工技術以外にも、塗料や外壁材が原因となることがあります。

④ 濃色・艶消し塗料の特性

濃い色(黒、紺、深緑など)や、艶消し(マット)仕上げの塗料は、わずかな塗膜の厚みの差が光の反射で目立ちやすくなります。特に艶消し塗料は、光沢のある塗料に比べてムラが顕著に出やすい傾向があります。

⑤ 吸い込みムラ(下地の問題)

外壁材(特に窯業系サイディングやモルタル)は、材質の劣化や既存塗膜の状況により、塗料の吸い込みやすさに差が出ることがあります。吸い込みやすい部分とそうでない部分があると、同じ塗料を塗っても発色に差が出て、色むらになります。これは下塗り材(シーラーなど)の選定や塗布が不適切だった場合に起こりやすい問題です。

「外的要因」による影響

施工中や施工後に、天候などの外的要因が色むらを引き起こすこともあります。

⑥ 気温・湿度・風速の影響

塗料には最適な気温と湿度があります。例えば、極端に湿度が高い日や気温が低い日に施工すると、塗料の乾燥が不均一になり、色むらや「かぶり」(塗膜が白っぽくなる現象)が発生することがあります。また、強風による塗料の飛散や異物の付着も、仕上がりのムラにつながります。

⑦ 経年による色あせ(退色ムラ)

塗装直後は均一でも、数年〜十年経つと、日当たりや雨の当たり方が異なる箇所で塗膜の劣化スピードに差が生じ、結果として色あせのムラ(退色ムラ)となって現れます。これはある程度避けられない現象ですが、耐久性の高い塗料を選ぶことで発生を遅らせることができます。

色むらを「未然に防ぐ」ための発注前の重要チェックポイント


色むらトラブルを避けるためには、業者選びと契約前の確認が最も重要です。

信頼できる業者を見極める

① 資格・経験の確認

国家資格(1級塗装技能士など)を保有している職人さんがいるか確認しましょう。資格は技術力の証明の一つです。施工実績が豊富で、特に今回使用する塗料や外壁材の施工経験があるかを確認します。

② 保証内容の確認

保証期間(通常5年〜10年)と保証の範囲(色むらを含む施工不良が対象か)を、必ず書面で確認してください。口約束は避けましょう。

契約書・工程表の徹底チェック

③ 塗料の希釈率・乾燥時間の明記

塗料メーカーが定める塗布量や乾燥時間(インターバル)の目安を工程表に明記してもらいましょう。これを守る意思があるかを確認できます。

④ 下地処理の重要性の確認

色むらの原因となる「吸い込みムラ」を防ぐには下地処理(高圧洗浄、ひび割れ補修、下塗り)が肝心です。見積もり書に「高圧洗浄2回」「シーラーまたはフィラーの塗布」など、下地処理の工程が明確に記載されているか確認しましょう。

まとめ


外壁塗装の「色むら」は、残念ながら技術不足や手抜き工事によって起こりうるトラブルです。しかし、色むらの原因を理解し、信頼できる業者を選び、契約前に施工内容を明確に確認することで、そのリスクを大幅に減らすことができます。外壁塗装は、自宅を長期間守るための大切な投資です。この記事の情報をもとに、ぜひ満足のいく美しい仕上がりを実現してください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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