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失敗しない外壁塗装の鍵!プライマー処理の重要性と完全ガイド

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失敗しない外壁塗装の鍵!プライマー処理の重要性と完全ガイド

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失敗しない外壁塗装の鍵!プライマー処理の重要性と完全ガイド

 
この記事では、外壁塗装の成功を左右すると言っても過言ではない、プライマー処理の重要性と、その全てを詳しく解説します。この記事を読めば、プライマーの役割や種類、正しい工程が理解でき、自宅の外壁塗装をより高品質で長持ちさせるための知識が身につきます。

外壁塗装におけるプライマーの基本的な役割とは?


 
外壁塗装は、単に色を塗り替える作業ではありません。塗料が外壁材にしっかりと密着し、紫外線や雨風から建物を守るための「化粧と防護」の役割があります。その防護壁を築く最初のステップこそが、プライマー処理です。プライマー(Primer)とは、英語で「最初の」「下準備の」という意味を持つ言葉で、外壁塗装においては、下塗り材として使われる塗料のことを指します。

プライマーの3つの主要な役割

密着性の向上(接着剤の役割):外壁材と上塗り塗料の間に強力な「接着層」を作ります。これにより、塗料が剥がれたり、ひび割れたりするのを防ぎ、塗装の耐久性を格段に向上させます。
 
吸い込みの調整:特に窯業系サイディングやモルタルなどの多孔質な外壁材は、塗料を強く吸い込んでしまいます。プライマーは外壁材の吸い込みを抑え、上塗り塗料が持つ本来の性能や色ムラのない美しい仕上がりを実現します。
 
素地の補強と調整:古い外壁材や劣化が始まっている素地を補強し、弱った表面を固める役割があります。また、上塗り塗料が持つ機能を最大限に発揮できるよう、素地の表面状態を均一に整えます。
 
プライマー処理を怠ると、どんなに高価で高性能な上塗り塗料を使っても、数年で塗膜の剥がれや膨れといった施工不良を引き起こすリスクが高まります。プライマーは、まさに「縁の下の力持ち」として、塗装全体の品質を担保しているのです。
 

知っておきたい!プライマーの種類と選び方


 
プライマーと一口に言っても、外壁材の種類や状態、使用する上塗り塗料との相性によって、最適な製品は異なります。主要なプライマーの種類を理解し、自宅に合ったものを選ぶことが重要です。

プライマーの主な種類

シーラー (Sealer):素地の吸い込みを止めることを主目的とした下塗り材です。モルタルやコンクリート、窯業系サイディングなど、吸水性の高い素材によく使用されます。透明なもの(クリヤーシーラー)や白色のもの(ホワイトシーラー)があります。
フィラー (Filler):素地のひび割れや凹凸を埋めることを主目的とした下塗り材です。厚塗りすることで、劣化した外壁の表面を平滑にし、微細なクラック(ひび割れ)を埋める「下地調整」能力に優れています。モルタル外壁の塗り替え時などによく使われます。
プライマー (Primer):金属や塩ビなどの非吸水性素材への密着性を高めることに特化した下塗り材です。一般的に「プライマー」と呼ばれるものには、金属系やプラスチック系の下塗り材、錆止め塗料なども含まれます。

業者が行うプライマーの正しい選び方

優良な業者は、以下のポイントを考慮してプライマーを選定します。

  1. 外壁材の種類(窯業系、金属系、モルタルなど)
  2. 既存の塗膜や素地の劣化状態(吸い込み具合、ひび割れの有無)
  3. 上塗り塗料の種類(シリコン、フッ素、無機など)

上塗り塗料とプライマーは、同じメーカーの「規定の組み合わせ」で使用することで、最高の性能を発揮します。「このプライマーを使う理由」を明確に説明できる業者は、知識と経験が豊富で信頼できると言えます。

業者選びのチェックポイント:手抜きを見抜くには?


プライマー処理は、完成後には上塗り塗料に隠れて見えなくなってしまうため、手抜き工事の標的になりやすい工程です。ご自身の目で品質をチェックするために、以下のポイントを確認しましょう。

見積書で確認すべきこと

「下塗り材」の製品名と数量が明記されているか:「下塗り一式」のような曖昧な表記ではなく、「〇〇社製 微弾性フィラー(製品名)」など、具体的な製品名が記載されているかを確認しましょう。
「下地補修」の項目があるか:クラック補修やシーリングの打ち替え/増し打ちなど、プライマー処理前の重要な下地補修作業が工程に含まれているかを確認してください。

施工中に確認すべきこと

高圧洗浄後の乾燥時間:洗浄直後にすぐに塗装を始めようとしていないか確認しましょう。適切な乾燥時間は、天候にもよりますが最低でも1日以上は必要です。
プライマーの二度塗りの有無:特に古い外壁や、吸い込みが激しい部分(例えば、ひび割れ補修跡)は、吸い込みを止めるために二度塗りが必要となる場合があります。

まとめ:プライマー処理がもたらす長期的なメリット


外壁塗装の費用を抑えるために、プライマー処理を簡略化したり、品質の低い下塗り材を使うことは、長期的に見ると最大の損につながります。外壁塗装は、建物を守るための大切な投資です。ぜひこの記事を参考に、プライマー処理の重要性を理解し、信頼できる業者と連携して、自宅に最適な塗装工事を行ってください。
 最後までご覧いただきありがとうございました。
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