はじめましてとっとくんです
【注意】外壁塗装には助成金が出ない?制度の落とし穴を解説

アレコレブログ

【注意】外壁塗装には助成金が出ない?制度の落とし穴を解説

更新日:

【注意】外壁塗装には助成金が出ない?制度の落とし穴を解説

広島市で戸建て住宅の外壁塗装リフォームを検討している方必見!実は条件を満たせば、工事費用の一部に助成金・補助金を活用できる可能性があります。特に築10年以上経過したお住まいでは塗り替えのタイミングを迎えることが多く、費用負担を軽減するためにも最新の補助制度を知っておくことが大切です。本記事では2025年時点で広島市の外壁塗装に利用できる補助金制度を網羅し、対象条件・助成金額・申請方法・注意点・相談窓口までわかりやすく解説します。地元広島で実績豊富な佐々木塗装のブログ記事として、地域密着の最新情報をお届けします。

広島市独自のリフォーム補助制度のポイント

広島市が独自に行っている住宅リフォーム支援策として注目なのが、「広島市子育て世帯住替え促進リフォーム費補助事業」です。これは広島市内の一定の空き家を子育て世帯が活用する際にリフォーム費用を助成する制度で、外壁塗装工事も補助対象に含まれます。以下、この制度の概要とポイントを見ていきましょう。

  • 制度名:広島市子育て世帯住替え促進リフォーム費補助事業
  • 対象住宅:広島市内にある空き家のうち、3か月以上人が住んでいない戸建て住宅が対象です。特に広島市が指定する住宅団地内の空き家が想定されています。過去にこの補助を受けていない住宅であること、同じ部位で他の補助金を受けていないことなども条件です。
  • 対象者:補助対象住宅の所有者(個人)または入居予定者で、以下の条件を満たす必要があります。
    • 所有者の場合:その空き家を小学生以下の子どもがいる子育て世帯に賃貸する意思があること。
    • 入居者の場合:空き家に新たに入居する子育て世帯であること(※子どもは妊娠中でも可)。賃貸借契約や売買契約成立後6か月以内に申請すること等。夫婦のいずれかが39歳以下の若年夫婦や、小学生以下の子どもがいる家庭が該当します。
  • 助成内容リフォーム工事費の2分の1(50%)を補助、上限50万円まで支給。工事費用の総額が20万円以上であることが必要です。例えば外壁や屋根の塗装工事、内装の張替え、キッチン・浴室の改修など、住まいを改善する工事全般が幅広く対象となります。外壁塗装も「屋根又は外壁等の外装の改修」に含まれ、補助対象工事の一例として明記されています。
  • 募集期間:年度ごとに定められており、先着順で受け付けられます。令和6年度(2024年度)の募集では2024年5月15日から12月27日まで受け付けが行われました。毎年募集枠がありますが予算に限りがあるため、早めの申請が推奨されます。※2025年度も同様の事業実施が見込まれますが、詳細は年度初めに広島市から発表される情報をご確認ください。
  • 申請方法:補助金を利用するには工事着手前に申請し、広島市から交付決定通知を受けてから着工する必要があります。具体的な手順は以下のとおりです。
  • 問い合わせ・対象確認:まず広島市住宅政策課に相談し、お持ちの空き家が対象エリアの住宅か確認します。対象住宅かどうかは市の担当課で事前確認が可能です。
  • 工事計画・見積取得:信頼できるリフォーム業者(塗装業者等)に依頼してリフォーム計画を立て、見積書を用意します。補助金申請には具体的な工事内容や費用内訳が必要です。
  • 申請書提出:所定の申請書に必要書類(見積書、工事内容書類、賃貸契約書や住民票など子育て世帯であることの証明書類)を添付し、募集期間内に広島市住宅政策課へ提出します。郵送または窓口持参で申請可能です。
  • 審査・決定通知:市で書類審査が行われ、要件を満たせば「補助金交付決定通知書」が申請者に郵送されます。この通知が届いてから工事開始となります。決定前に着工した場合、補助は受けられないので注意しましょう。
  • 工事の実施・完了報告:交付決定を受けたら、契約した業者によるリフォーム工事(外壁塗装等)を行います。工事完了後、実績報告書類(工事完了報告や領収書の写し等)を市に提出します。
  • 補助金交付(支払い):報告内容が確認され次第、指定の銀行口座に補助金が振り込まれます。実際に補助金を受け取るまでに時間がかかる場合もあるため、資金計画には余裕を持ちましょう。
  • 問い合わせ先:広島市役所 住宅政策課 計画係が窓口です(住所:広島市中区国泰寺町1-6-34、TEL:082-504-2292)。申請書類の入手や詳細な質問は担当課に問い合わせるか、広島市公式ホームページの該当ページで最新情報を確認してください。

💡豆知識:広島市以外の外壁塗装助成
広島市以外の広島県内自治体でも、空き家の活用や若者・子育て世帯の定住を促進する目的でリフォーム補助金を出している地域があります。例えば竹原市では市外からの移住者が空き家を購入してリフォームする場合に費用の50%(上限100万円)を補助する制度、三原市では新婚世帯を対象に住宅リフォーム費を最大100万円支援する制度などがあります。お住まいの地域ごとに条件や金額は異なりますので、広島市以外で塗装工事を検討中の方は各自治体の補助制度も調べてみましょう。

国の「住宅省エネ2025キャンペーン」で外壁塗装をお得にリフォーム

広島市独自の補助以外にも、国が実施する住宅リフォーム支援制度を利用して外壁塗装工事の負担を減らすことが可能です。特に近年注目なのが、国土交通省・経済産業省・環境省の3省連携による「住宅省エネ2025キャンペーン」です。これは住宅の省エネ化を支援する複数の補助事業の総称で、2024〜2025年にかけて実施される最新のキャンペーンになります。

住宅省エネ2025キャンペーンとは?

住宅省エネ2025キャンペーンでは、新築住宅だけでなく既存住宅のリフォームも支援対象となっており、主に以下の4つの補助金事業が実施されます(※新築向けを含む全体では4事業、リフォーム向けはそのうち3事業):

  • ①子育てグリーン住宅支援事業(旧:子育てエコホーム支援事業)
  • ②先進的窓リノベ2025事業
  • ③給湯省エネ2025事業
  • ④賃貸集合住宅給湯省エネ2025事業(※④は賃貸アパート等向けの給湯器支援で一般の持家には非該当)

既存の戸建て住宅でリフォームに使えるのは主に①〜③の制度です。それぞれ補助対象や条件が異なりますが、外壁塗装リフォームと同時に省エネ改修を行う場合に活用できる補助金として組み合わせることができます。以下では、戸建てリフォームで使いやすい主要な国の補助制度について詳しく見ていきます。

子育てエコホーム支援事業(~2024)・子育てグリーン住宅支援事業(2025~)

「子育てエコホーム支援事業」は、2023~2024年に実施された住宅省エネリフォーム補助制度です。名前のとおり子育て世帯(18歳未満の子供がいる世帯)や若者夫婦世帯(夫婦のいずれかが39歳以下)を主な対象としていますが、リフォームに関してはそれ以外の一般世帯も含めて幅広く補助対象となっています。2025年以降は後継の「子育てグリーン住宅支援事業」として継続予定で、基本的な枠組みは踏襲される見込みです。

この制度では、住宅の省エネ性能を高めるリフォーム工事に対して定額の補助金が支給されます。肝心の補助額は、世帯属性やリフォーム内容によって異なります。

  • 補助額の上限:リフォームの場合、子育て世帯・若者夫婦世帯なら上限30万円/戸、その他の世帯は上限20万円/戸が基本となります。また、中古住宅を購入してリフォームする場合は子育て・若者世帯で上限60万円、一定の長期優良住宅リフォーム(耐震・省エネ性能を高め長寿命化させる改修)を行う場合は上限がそれぞれ45万円(子育て・若者)または30万円(一般世帯)に引き上がります。
  • 補助対象となる工事内容断熱性能の向上やエコ設備の導入に資するリフォームが対象です。具体的には、窓の断熱改修(内窓設置や複層ガラス交換)外壁・屋根・天井または床の断熱材施工高効率な給湯器への交換節水型トイレや高断熱浴槽の設置、太陽光発電設備や蓄電池、HEMSの導入など、多岐にわたります(※詳細な対象工事は事業公式サイトに掲載の「対象製品リスト」に準拠)。工事に使用する建材・設備が補助事業に事前登録された製品である必要がある点も重要です。
  • 外壁塗装との関係:外壁塗装そのものは「省エネ改修」に該当しないため、この補助金で直接支援を受けることはできません。ただし、塗装工事と同時に断熱改修を行うことで補助対象に組み込むことが可能です。例えば、外壁塗装の際に外壁内部に断熱材を追加する工事や、単層ガラスの窓を断熱サッシに交換する工事をセットで実施すれば、その部分の費用について補助金交付の対象になります。結果的に、補助金を受け取ることでトータルのリフォーム費用を削減でき、外壁塗装費用の負担軽減にもつながります。
  • 申請方法・手順:本事業は、基本的にリフォーム事業者(施工業者)が代理申請する仕組みです。一般の消費者(施主)が直接国に申請することはできず、「住宅省エネ支援事業者」に登録された施工会社と契約する必要があります。そのため、まず補助金に詳しいリフォーム会社・塗装会社に相談し、補助対象となる工事内容や製品を選定してもらいましょう。契約後、業者が事務局に補助金交付申請を行い、工事完了後に補助金が支給される流れです(多くの場合、業者から施主への値引き還元という形で実質的に補助金分が差し引かれます)。申請期限は2024年12月末まで(予算消化状況によって早期終了あり)となっており、2025年以降は新たな予算で継続予定です。タイミングによっては受付が終了している可能性もあるため、最新情報は国土交通省の公式発表や事業公式サイトで確認してください。

📌ポイント:子育てエコホーム支援事業は他の省エネ補助制度との併用も可能ですが、同一の工事箇所について重複して補助を受けることはできません。例えば、窓の改修をこの事業で申請した場合、後述する「先進的窓リノベ事業」で同じ窓の補助を重ねて受けることはできない仕組みです。しかし、窓は窓リノベで、断熱材施工はエコホーム支援でというように、工事内容ごとに別の補助金を使い分けることは可能です。施工業者と相談し、最も有利に活用できる組み合わせを検討しましょう。

先進的窓リノベ2025事業(断熱窓への改修補助)

「先進的窓リノベ事業」は、住宅の窓や出入口ドアの断熱改修に特化した補助制度です。古い住宅では単板ガラスや断熱性能の低い窓が使われていることが多く、窓からの熱損失は家全体のエネルギーロスにつながります。この事業では、そうした既存住宅の開口部を高性能な断熱窓・ドアに改修する費用を支援し、住宅の省エネ化を図る狙いがあります。

  • 補助額:補助率は対象工事費用の1/2相当(定額)で、1戸あたり最大200万円まで補助されます。具体的には、窓の大きさや種類(ガラス交換、内窓新設、外窓交換など)、採用する製品の性能グレードに応じて1か所あたり5千円〜20万円程度の定額補助額が定められており、それらの合計額が上限200万円に達するまで支給されるイメージです。例えば大型の掃き出し窓を最高グレードの断熱サッシに交換すると1か所あたり数万円の補助、全室の窓をまとめて改修すれば合計100万超の補助金になるケースもあります。玄関ドアの断熱改修も窓と同時に行う場合に対象となり、それぞれ所定の額が補助されます。
  • 対象工事:既存住宅の窓ガラス交換(二重ガラス化)内窓の新設(二重窓化)外窓の交換(サッシごと断熱性能の高い窓に取り替え)および玄関ドアの断熱ドアへの交換が対象です。補助を受けるには、採用する製品が一定の断熱性能基準(Uw値1.9以下等)を満たし事前登録されたものであること、そして原則として補助額の合計が5万円以上になる規模の工事であることなど条件があります。戸建て住宅であれば小窓も含めて2〜3か所以上施工すれば大抵条件を満たすでしょう。
  • 外壁塗装との関係:築年数が経過した住宅では「外壁の塗り替え」と「窓リフォーム」は同じ時期に検討されることが多い工事です。ちょうど塗装工事で足場をかけるタイミングに合わせて窓も交換すれば効率的で、補助金も活用できるメリットがあります。先進的窓リノベ事業を使うことで、窓改修費用の半額が補助され、結果的に浮いた費用を外壁塗装費に充当することも可能です。最大200万円もの大型補助なので、特に断熱性の向上と住環境の快適化を図りたい方は是非検討すると良いでしょう。
  • 申請方法:こちらも基本的には登録事業者(窓リフォーム事業者)が代理申請します。大手サッシメーカー系のリフォーム窓口や、地元の工務店・リフォーム会社が窓リノベ事業に登録しています。補助金申請の受付期間は2023年度補正予算事業としては〜2024年12月31日までですが、予算消化状況により途中で終了する可能性があります。2025年度も新規募集が行われる予定です。窓の断熱リフォームに関する詳細は環境省の事業公式サイトや、施工を依頼する会社から説明を受けてください。

給湯省エネ2025事業(高効率給湯器への交換補助)

「給湯省エネ事業」は、家庭で大きなエネルギー消費を占める給湯設備を省エネ型に更新する際に使える補助制度です。エコキュートなどの高効率給湯器への交換に対して補助金が出ます。外壁塗装とは直接関係ありませんが、リフォームの機会に給湯器も寿命で交換時期を迎えているようであれば、この補助を併用することでトータルコストを抑えられます。

  • 補助額:導入する給湯器の種類と性能に応じて1台あたり8万円〜最大15〜20万円程度の定額補助が受けられます。例えば、家庭用燃料電池(エネファーム)の高性能品なら約15万円、ハイブリッド給湯器で10万円、一般的なエコキュートで8〜10万円といった目安です。上限は原則1戸につき1台分ですが、非常に大きな住宅で給湯器を2台設置するような場合は2台目も対象になる可能性があります(詳細要件による)。
  • 対象工事:旧式の電気温水器や石油・ガス給湯器などを、高効率な電気ヒートポンプ給湯器(エコキュート)ハイブリッド給湯器(エコジョーズ+ヒートポンプ)潜熱回収型ガス給湯器(エコジョーズ)、または家庭用燃料電池に交換する工事が対象です。エコキュートやハイブリッド給湯器が代表的で、多くの家庭で利用しやすいでしょう。石油給湯器の高効率型も対象に含まれる場合があります。いずれも補助対象製品リストに掲載された機種を設置する必要があります。
  • 申請方法:子育てエコホーム支援事業や窓リノベ事業と同様、事前に登録された事業者による代理申請が原則です。住宅設備機器店やリフォーム会社が申請手続きを行います。2024年の補助金申請受付は既に終了しましたが、2025年向けの新規募集(給湯省エネ2025事業)は2025年3月より開始予定となっています。給湯器は突然故障してから交換するケースも多いため、計画的にリフォームする際は早めに申請予約をしておくと安心です。

以上、国の省エネリフォーム補助制度を3つ紹介しました。まとめると、外壁塗装そのものには国・自治体とも直接の助成金はありませんが、他の省エネ改修や住宅性能向上工事を組み合わせることで最大数十万〜百万円単位の補助金を活用できることがお分かりいただけたかと思います。補助制度を上手に利用すれば、家計負担を減らしつつ住まいの断熱性や設備性能も向上させることが可能です。

広島の外壁塗装業者の選び方

広島で外壁塗装を行う際、業者選びは非常に重要です。信頼できる業者を選ぶことで、満足のいく仕上がりが期待できます。まず、業者の実績を確認しましょう。過去の施工例や顧客の口コミをチェックし、評判を把握することが大切です。

また、コミュニケーションも重要なポイントです。業者の担当者との相性や対応の良さも、施工後のトラブルを避ける助けになります。適切な業者を選ぶことで、安心して外壁塗装を進めていきましょう。

信頼できる業者の特徴

信頼できる外壁塗装業者にはいくつかの共通した特徴があります。まず、明瞭な見積もりを提示することです。詳細な項目が明記されており、隠れた費用がない業者は信頼できます。また、適切な資格や許可を持っていることも重要です。これにより、施工の質が保証されます。

さらに、顧客への対応が丁寧であることも大切です。質問に対して真摯に答え、要望をしっかりと聞いてくれる業者は、安心感があります。最後に、施工後のアフターサービスが充実しているかも見逃せません。問題が発生した際に迅速に対応してくれる業者を選ぶと、長期的に安心です。これらの点を考慮し、自分に合った業者を見つけましょう。

まとめ

本記事では、広島での外壁塗装に関する助成金の申請方法について詳しく解説いたしました。外壁塗装は、お住まいの美観を保つだけでなく、家の耐久性を向上させるために欠かせません。しかし、リフォーム費用が高額になりがちですので、助成金を活用することが重要です。

助成金制度を利用することで、工事費用の一部を軽減することができます。申請にあたっては、必要書類をしっかりと揃え、正しい手続きが求められます。広島県内でリフォームを検討されている方々は、この助成金制度をぜひ活用していただき、賢く費用を抑えた外壁塗装を実現してください。

 佐々木塗装は広島市安佐北区を中心に、広島県内一円を施工範囲として、外壁塗装や屋根塗装を行っています。

品質にこだわり、一軒一軒丁寧に、お施主様に寄り添って施工しております。

広島県で外壁塗装をご検討なら、ぜひ『外壁塗装広島 株式会社 佐々木塗装』にお気軽にご相談ください。

 広島外壁塗装

一覧に戻る

まずはお気軽に
お問い合わせください

フリーダイヤル0120-116-795

受付時間 9:00~20:00

創業1993年 地元 広島県内一円
<営業内容>総合塗装工事(一般住宅・アパート・店舗他)
| 防水工事 | 雨漏り調査 | 内装リフォーム
| コケ洗浄 | シーリング工事