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外壁塗装の仕上がりと耐久性を劇的に高める!サンディングの全知識

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外壁塗装の仕上がりと耐久性を劇的に高める!サンディングの全知識

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外壁塗装の仕上がりと耐久性を劇的に高める!サンディングの全知識

外壁塗装は建物の美観を保つだけでなく、耐久性を左右する非常に重要なメンテナンスです。その工程の中でも、「サンディング(研磨)」は仕上がりと塗膜の密着性、ひいては塗装の寿命を決定づけると言っても過言ではありません。
 
この記事では、外壁塗装のサンディングに焦点を当て、その目的、適切な方法、注意点、そして業者選びのポイントまで、初心者の方にも分かりやすく徹底的に解説します。この記事を読めば、外壁塗装がワンランク上の仕上がりになること間違いなしです!

そもそも外壁塗装における「サンディング」とは?


「サンディング」とは、英語の「Sanding(砂で磨く)」から来ており、塗料を塗布する前に外壁の表面を紙やすり(サンドペーパー)や電動工具を用いて研磨(磨き)する作業のことです。この工程は、塗装前の下地処理(ケレン作業とも呼ばれます)の一部として行われます。一般的には、高圧洗浄の後に実施されることが多いです。

サンディングを行う3つの主要な目的

サンディングは、以下の重要な目的のために欠かせない工程です。

既存塗膜の除去と調整

古い塗膜が剥がれかけていたり、チョーキング(粉状になる現象)を起こしている場合、それらを完全に除去し、新しい塗料が均一に密着するための平滑な下地を作ります。
特に、旧塗膜と新塗膜の相性が悪い場合や、塗膜の浮きが激しい場合には、徹底的なサンディングが必要です。

密着性の向上(目荒らし)

 
ツルツルとした光沢のある表面(例:硬質のサイディングボードや古い塗膜の表面)は、塗料の食いつきが悪く、剥がれやすくなります。サンディングによって表面に細かい傷(目荒らし)をつけることで、塗料がその傷に入り込み、物理的に強固に引っかかる状態を作り出し、塗膜の密着性(付着強度)を劇的に向上させます。

不陸の調整と平滑化

外壁表面にある細かな凹凸や、過去の補修跡、パテの盛り上がりなどを研磨し、表面を平滑にします。これにより、塗りムラを防ぎ、美しく均一な仕上がりを実現します。

外壁材ごとのサンディングの必要性と方法


サンディングはすべての外壁材で同じように行われるわけではありません。外壁材の種類や状態に応じて、適切な方法と研磨の強さが異なります。

窯業系サイディング・モルタル

必要性:既存塗膜の状態によりますが、基本的にチョーキングの除去、目荒らし、補修跡の調整のために行われます。
 
方法:電動サンダー(ディスクサンダー、ランダムオービタルサンダーなど)や、手作業のサンディングブロックを使用します。
 
ポイント:目荒らしが目的なので、外壁材自体を深く削りすぎないよう、塗膜の表面を整える程度に留めることが重要です。

金属サイディング・トタン(金属系外壁)

必要性:錆(サビ)の除去と、塗料の密着性を高めるための目荒らしが最大の目的です。
 
方法
 
錆の除去:ワイヤーブラシや電動工具のカップブラシ、または電動サンダーを使用します。赤錆が残っていると、すぐに再発するため徹底的な除去が必要です。
 
目荒らし:目の細かいサンドペーパーや研磨パッドで、表面の光沢を消すように全体を磨きます。
 
重要:錆止め塗料を塗る前の下地作りとして、最も入念なサンディング(ケレン)が求められます。

ALC(軽量気泡コンクリート)

必要性:表面の汚れや、過去のシーリング・補修材の除去、そしてパテ処理後の平滑化が主な目的です。
 
方法:比較的柔らかい素材なので、過度な研磨は避けます。パテ処理をした箇所を中心に、手作業や軽めのサンディングで段差を解消します。

業者選びで「サンディング」を確認するポイント


外壁塗装の品質は、下地処理(サンディング・ケレン)で9割決まると言われます。優良な業者を選ぶために、契約前に以下のポイントを確認しましょう。

見積もりで確認すべきこと

  1. 「ケレン作業」「下地調整」の記載


見積書に「ケレン作業」や「下地調整一式」などの項目が明記されているか確認しましょう。この中にサンディングが含まれます。

  1. 具体的な方法の質問


「どのような電動サンダーを使いますか?」「錆の箇所は手作業のワイヤーブラシも使いますか?」など、具体的なサンディングの手法を質問してみてください。明確な答えが返ってくる業者は、作業への意識が高い証拠です。

  1. 工程の期間


下地処理は時間を要する作業です。工期が極端に短い場合は、サンディングを省略または簡略化している可能性があります。

まとめ:サンディングは「塗装の土台」


外壁塗装のサンディングは、家を長持ちさせるための重要な工程です。
サンディングを疎かにすれば、どんなに高価で高性能な塗料を塗っても、数年で塗膜が剥がれてしまうリスクが高まります。逆に、手間と時間をかけて丁寧なサンディングを行うことで、塗料の性能を最大限に引き出し、塗装の耐久性を期待通りに発揮させることができるのです。
外壁塗装を依頼する際は、塗料の種類だけでなく、「サンディング」を含む下地処理の工程を大切にしている業者かどうかを判断基準の一つに加えてみてください。
 最後までご覧いただきありがとうございました。
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