塗装面積について。坪数とは違うの？？

皆さん、こんにちは。佐々木塗装です。
塗装を検討する際にある方は「家が〇〇坪で…。これならいくらで塗装ができますか？」
そのように聞いたことがある方もいらっしゃると思います。
ですが、実は一概にはこの坪数でこのくらいの値段とは言えないのです。
つまり坪数と塗装面積は比例していないということです。
そこで今回は外壁塗装における塗装面積についてご紹介していこうと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
 

塗装面積とは

塗装面積とは塗料を塗布する面積のことを言います。
もっと具体的に言うと外から見えているものの面積から塗装をしない窓やドアなどの面積を引いたものが塗装面積となります。
塗装面積が多くなればなるほどもちろんですが、使用する塗料も多くなります。
 

塗装面積は建坪に比例する＝✖

勘違いをされている方がものすごく多いのですが、建坪が分かっていたとしても塗装面積とは一つには決まりません。
建坪が分かったところで外壁の面積は算出することができないということです。
もう少し踏み込んでみますが、建坪は建物を平面的に見ている状態です。
床面積と思っていただけたらと思います。
対して塗装面積は立面的に見ているものとなります。
高さ関係が見えてきます。
 
付帯部がどのくらいついているのか、そしてそれらがどのくらいの高さで大きさなのかそれによって塗装面積は大きく変化します。
 

塗装面積に必要なのは？？

では塗装面積を算出するためには何が必要となってくるのでしょうか。
それは建物外周の長さとその高さです。
単純な長方形の立ち上げの住宅の場合にはそのまま長さと高さをかけてその4面分で算出することができます。
そうではなく仮に凸凹の家があったとします。
その時には凸凹となっている分、面積が増加することが分かりますでしょうか。
角が増えるためその分面積が増えてしまうということです。
同じ坪数といっても塗装面積は一つには決まらないということです。

塗装面積の求め方

塗装面積の求め方として主に3つ挙げられます。

実測

スケールを使用して外壁の長さ・高さを測って算出します。
同時に窓・玄関といった箇所についても実測することが必要となります。
最近では巻き尺ではなくてレーザー式の計測器が主流となっているため高さの高い場所でも気軽に計測が可能で正確なもので計測が可能です。
 

図面から

お家を建てたときに図面が残っている方は一番短い時間で塗装面積を求めることができます。
といいますのも、図面があると計測済みのものになるので高さも外壁の大きさも分かっている状態ということです。
図面によってはドアの高さなどがかかれていないこともあるため、その際には現場調査の際に計測を行います。
ということがあって、見積もりの際に図面は持っているのかを聞くことがあるのです。
 

延べ床面積から

延べ床面積から算出する方法もあります。
係数として1.1～1.7を延べ床面積にかけて計算します。
係数は窓や玄関の開口部の寸法を考慮に入れたものです。
延べ床面積が大きいほど小さい数値を使用して計算した方が実測値に近いものとなります。
近くなるだけであって正確なものとは言えませんが…。

注意点

費用を計算する上で、先ほども紹介しましたが同じ坪数といっても塗装面積が同じとは限りません。
家の形状・窓の大きさや数・ベランダの広さといった要素によって塗装面積は大きく変化します。

業者によって塗装面積が異なる可能性あり

図面があると塗装面積は同じであると思いますが、間取り図だけ、もしくは完全に図面がない場合業者によって大きく塗装面積の出し方が異なることがあります。
大幅に異なる際には正確な計算がされているのか確認をとるようにして下さい。
またご自身でもおおよその塗装面積を算出することができますのでぜひ試してみてください。

最後に

いかがでしたでしょうか。
今回は塗装面積についてご紹介しました。
坪数が分かっていてもそれが塗装面積と比例しているのかというとそうとは限りません。
お家の形状などによって大きく変化します。
そのため正しい塗装面積を算出してもらうようにしましょう。
もし気になる方は業者に計算方法を聞いてみてもいいと思います。
納得した塗装をしてもらえるように準備を欠かさないようにしましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
 佐々木塗装は広島市安佐北区を中心に、広島県内一円を施工範囲として、外壁塗装や屋根塗装を行っています。
品質にこだわり、一軒一軒丁寧に、お施主様に寄り添って施工しております。
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