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モルタル外壁についてご紹介!!
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モルタル外壁についてご紹介!!
日本でも長く馴染みのあるモルタル外壁ですが、皆様のお家に使用されているというも意外と多いのではないでしょうか。
そこで今回は、モルタル外壁の特徴についてご紹介いたします。
ぜひ最後までご覧ください。
そもそもモルタル外壁とは・・・?
「モルタル」とはセメントに水と砂を混ぜ合わせた素材のことです。
最近人気のある窯業系サイディングなどは、建物に貼る施工方法をとるのに対してモルタル外壁は外壁にモルタルを塗るという施工方法をとります。
1980年代までの日本の戸建て住宅では最もよく使用されている素材でしたが、現在はサイディングが普及しており、その人気は落ち着いた傾向にあります。
しかしながら独特の風合いなどからモルタル外壁人気もまだ衰えていません。
モルタル外壁の特徴と種類
モルタル外壁には表面の仕上げの模様にいくつか種類があります。
一体どのようなものがあるのか、順番に確認してみましょう!
スタッコ
表面に凹凸があるのが特徴的なモルタル外壁の1種です。
窯業系サイディングでは醸し出すことのできない独特の風合いを表現することができます。
リシン
リシン外壁は表面が砂粒がまぶされたような凹凸になっているというのが特徴的です。
この凹凸はアクリル樹脂や骨材などを混ぜて吹き付けることで作られます。
通気性がよく、施工価格が比較的安いというのも特徴です。
左官仕上げ
モルタル外壁の中でも特にデザイン性が高いものとなっています。
左官仕上げは職人さんがコテを使用して仕上げる手法です。
さまざまなコテを使い分けることで変化を与えることができます。
他と比較すると費用は高くなる傾向にありますが、他にはない美しさが特徴です。
モルタル外壁の注意点
モルタル外壁は窯業系サイディングのような目地は存在しないので、コーキングのメンテナンスは一部を除いて不要です。
※サッシ廻りはメンテナンスが必要です
一方デメリットとしてモルタル外壁は他の外壁材と比較してひび割れが起きやすい素材となっています。
モルタルは水を使用します。
そのため乾燥の過程で水分が蒸発します。
そこで収縮が起こり、その影響で小さなひび割れが起こってしまうことがあります。
0.3mm以下の小さなひび割れであれば、建物に影響するものではありませんのでご安心ください。
また、ひび割れは外壁材ではなく、塗膜が劣化することで塗膜自体に発生する場合もあります。
これは、塗膜の劣化のサインになるのでもしもひび割れを発見した時には塗装工事をぜひ検討してみてください。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
今回は、モルタル外壁についてご紹介させていただきました。
モルタルの中にもいくつか種類があります。
この記事が少しでも皆様のお役に立てば幸いです🍀
最後までご覧いただきありがとうございました。