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外壁塗装、屋根塗装、防水工事を徹底解説!広島市での最適な選び方とポイント
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外壁塗装、屋根塗装、防水工事を徹底解説!広島市での最適な選び方とポイント
こんにちは、広島市の佐々木塗装です。ご自宅の「外壁塗装」「屋根塗装」「防水工事」の違いをご存知でしょうか?それぞれ住宅を守るための大切な工事ですが、目的や内容が異なります。本記事では、外壁塗装・屋根塗装・防水工事の違いや選び方をわかりやすく解説します。ぜひ最後までお読みください。
外壁塗装、屋根塗装、防水工事の違いを丁寧に解説
まずは「外壁塗装」「屋根塗装」「防水工事」それぞれがどんな工事か、その役割の違いを見てみましょう。
- 外壁塗装:建物の外壁に塗料を塗って仕上げる工事です。外壁塗装の目的は外観を美しく保つことと、外壁材の表面を雨風や紫外線から保護することにあります。塗料には防水効果を持つものもあり、塗り替えによってある程度の防水性が回復します。しかし塗装工事の最大の目的は防水ではなく、あくまで美観維持と素材の保護が主役です。
- 屋根塗装:屋根材(瓦やスレート、金属屋根など)に塗料を塗り直す工事です。屋根も外壁同様に日射や雨風に晒され劣化しますので、定期的な塗装で保護する必要があります。特に金属製の屋根では塗膜が防錆・防水の役割を果たすため塗装が欠かせません。屋根用の遮熱塗料など機能性塗料もありますが、基本的には美観の維持と屋根材の保護が主目的で、内部への雨水侵入を完全に防ぐものではありません。
- 防水工事:建物に雨水が浸入しないよう防水層を作る工事です。屋上やバルコニー、外壁の隙間などから雨水が建物内部に入るのを防ぐことが主目的で、雨漏り対策とも言えます。見た目を整える塗装工事と異なり、防水工事の目的は雨水の侵入を防ぎ建物構造を守ることにあります。塗装ではカバーできない部分まで水を通さない膜を形成し、建物を根本から守る点が大きな違いです。
要するに、外壁・屋根塗装は建物の美観維持と表面保護が中心なのに対し、防水工事は雨水の侵入を防ぎ建物を根本から守る工事です。したがって、塗装だけでは万全な防水はできないため、必要に応じて防水工事を併用することが重要です。
防水工事とは
では、防水工事とは具体的にどのような施工なのでしょうか。ここからは防水工事について、目的や種類、費用、施工手順を詳しく解説します。
防水工事の目的
防水工事の最大の目的は、前述の通り雨水の侵入を防ぎ建物内部を守ることです。屋根やバルコニー、外壁の継ぎ目などから水が染み込むのを防ぐことで、構造躯体の腐食や木材の腐れ、カビ発生などを防止します。日本の気候は雨が多く、広島市でも台風や集中豪雨が発生します。防水工事はそうした雨から住まいを守るためにも非常に重要です。防水処理を施すことで建物の耐久性と安全性が高まり、建物の寿命を延ばすことにつながります。
また、雨漏りを未然に防ぐことで室内の天井や壁にシミができたり構造材が腐食したりするのを防ぎ、住環境の健全性を保ちます。防水工事は見た目よりも機能性を重視した工事で、家を水から守る要となる施工です。
防水工事の種類
一口に防水工事と言っても、施工方法にはいくつかの種類があります。建物の構造や場所、予算に応じて適切な工法を選ぶことになります。主な防水工事の種類を押さえておきましょう。
- シーリング(コーキング):外壁パネルの継ぎ目や窓枠まわりにシーリング材(防水性シリコンなど)を充填して隙間を塞ぐ工事です。これら目地部分は劣化しやすく、水が侵入しやすいため、定期的な打ち替えで防水性を維持します。外壁塗装の際にシーリング補修を併せて行うのが一般的で、建物全体の防水性を高める重要な工程です。
- 塗膜防水:ウレタンやアクリルなど液状の防水材を塗り重ね、防水膜を形成する工法です。液体材料のため複雑な形状にも施工しやすく、他の工法と比べ比較的低コストで済む点がメリットです。戸建て住宅でも広く採用され、代表的なものにウレタン防水やFRP防水があります。FRP防水(繊維強化プラスチックを用いた塗膜防水)は特にバルコニーなど歩行面の防水に適しています。
- シート防水:ゴムシートや塩化ビニルシートなどの防水シートを下地に貼り付けて防水層を設ける工法です。シート自体に厚みと強度があるため耐久性に優れ、塗膜防水と異なり乾燥待ち時間が不要な分、工期を短縮できるメリットもあります。ただし細部への施工は難しく、複雑な形状の部位には不向きです。
- アスファルト防水:アスファルトシートを重ね貼りし、熱で溶かしたアスファルトで固めて防水層を作る工法です。非常に頑丈で耐久性に優れますが、施工には高度な技術と経験を要します。マンションやビルの屋上で多く採用されてきた工法ですが、戸建ての陸屋根などに用いられることもあります。
防水工事の施工手順
防水工事は次のような手順で進められるのが一般的です。それぞれの工程で丁寧な作業を行うことで、長持ちする防水層が完成します。
- 診断・現地調査:まず専門スタッフが建物の現状を調査します。屋上やベランダのひび割れ・漏水の有無、既存防水層の劣化具合、下地の構造や材質などを細かくチェックします。雨漏り箇所の特定や原因調査もこの段階で実施し、その結果にもとづいて最適な工法・材料を検討します。
- 下地処理:防水工事の仕上がりを左右する重要な工程です。まずは施工面のホコリや汚れを清掃し、古い防水層や劣化した塗膜があれば可能な限り撤去します。さらに下地にひび割れや凹凸があれば補修材で平滑にならし、十分に乾燥させます。下地処理を丁寧に行うことで、防水材がしっかり密着し本来の性能を発揮できるようになります。
- 防水材の施工:下地処理が完了したら、選択した工法に応じて防水材を施工します。塗膜防水なら液状の防水材をローラーや刷毛で重ね塗りし、シート防水なら防水シートを隙間なく貼り付け、アスファルト防水ならシートと熱したアスファルトで層を形成します。
- 仕上げ:防水層の施工完了後、必要に応じてトップコート(保護塗料)を塗布します。トップコートは防水層を紫外線や風雨から守り、耐久性を高める役割があります。
- 点検と引き渡し:施工後に防水層に不具合がないか最終確認し、必要に応じて水張り検査(防水試験)を行います。問題がなければお客様に完了箇所を確認いただき、工事内容をご説明した上でお引き渡しとなります。
外壁塗装、屋根塗装、防水工事の選び方
では、外壁塗装・屋根塗装・防水工事のうち、我が家にはどの工事が必要なのか?どれを優先すべきか?悩む方も多いでしょう。ここでは、戸建て住宅で適切な工事を選ぶためのポイントを解説します。
建物の状態をまず確認
まず第一に、お住まいの現状を自分で確認することが大切です。外壁や屋根に次のような症状はないかチェックしてみましょう。
- 外壁にひび割れがある(幅0.3mm以上は要注意)
- 外壁を触ると白い粉が付く(チョーキング現象)
- 塗膜の剥がれや極端な色あせがある
- 屋根材にサビや塗装の剥がれが見られる
- 室内に雨漏りのシミがある
このような症状が一つでもある場合、何らかのメンテナンス工事が必要なサインと言えます。特に雨漏りが見られる場合は、早急に防水工事や屋根の修繕を検討すべきです。また、明確な劣化症状がなくても前回の塗装・防水から10年以上経過しているなら、プロに状態を点検してもらうことをおすすめします。塗料や防水材にはそれぞれ耐用年数があり、期限を過ぎると性能が低下して建物の防水性が損なわれていきます。大きな不具合が出る前に、定期的な塗り替え・防水工事で予防保全することが重要です。
専門家による診断が重要
建物の状態を自分でチェックしたら、次は専門業者による診断を受けましょう。外壁塗装や防水工事のプロに診断してもらうことで、素人には分からない劣化や問題点も把握できます。自己判断で塗装だけ行った結果、実は防水層が傷んだままで雨漏りが再発した…というケースもあり注意が必要です。塗装と防水は目的や範囲が異なるため、専門家に現地調査してもらい適切な施工内容を見極めることが重要です。
当社佐々木塗装でも無料診断を承っておりますので、自己判断に頼らずプロの意見を取り入れてください。余計な工事や不足する工事を避け、安心して長く住める住まいにするためには専門家の助言が不可欠です。
予算と希望する仕上がり
最後に、ご自身の予算や理想の仕上がり像も工事内容を選ぶ上で大切な要素です。例えば外壁塗装一つとっても、選ぶ塗料の種類やグレードによって費用も仕上がりも変わります。高耐久で高価な無機塗料や光触媒塗料を選べば再塗装までのサイクルを長くできますが、その分初期費用は割高になります。
一方、一般的に使用されるシリコン塗料は価格と耐久性のバランスが良く、戸建て住宅の外壁の約7割で採用されています。予算に応じて塗料のグレードを選ぶことができるため、業者と相談しながら「10年程度もてば良いのか、15年以上長持ちさせたいのか」といった希望を伝えると良いでしょう。
防水工事についても工法により費用や耐用年数が異なります。部分補修やトップコート再塗装で応急対応し、後に本格工事を行うという段階的計画も可能ですが、短期間で再工事が必要になる恐れもあります。費用対効果を見極めつつプロと相談することが重要です。
また、仕上がりの希望があれば遠慮なく業者に伝えましょう。外壁塗装なら色や艶の加減、屋根塗装なら遮熱塗料で夏を涼しくする等、ご要望に応じた提案が可能です。当社佐々木塗装でもお客様のご予算・ご要望に応じて最適なプランをご提案いたします。
信頼できる業者の選び方
外壁塗装や防水工事を成功させるには、業者選びも非常に重要です。ここでは、安心して任せられる業者を見極めるポイントをご紹介します。
過去の施工実績を確認
まず注目したいのが、業者の施工実績です。これまでにどんな住宅でどのような工事を手掛けてきたのか、事例を確認しましょう。実績豊富な業者であれば、自社のホームページやパンフレットに施工事例やお客様の声を掲載していますし、問い合わせれば写真付きで紹介してくれることもあります。
特に防水工事は高度な技術を要するため、経験の豊富さが仕上がりの品質に直結します。創業して間もない業者より、長年地域で実績を積んできた業者のほうが安心感は大きいでしょう。
施工実績の年数や件数、職人の資格保有状況なども信頼性の目安になります。施工内容に応じて最長10年の保証をつけている会社もあり、そうした手厚い保証制度も優良業者の指標の一つです。
アフターフォローの充実
工事が終わった後のアフターフォロー体制もしっかりチェックしましょう。塗装や防水は施工後5~10年程度で再メンテが必要になるため、長期保証や定期点検サービスが充実している業者を選ぶと安心です。
また、定期点検のお知らせをしてくれたり、こちらから相談した際に迅速に対応してくれるかといった対応面も重要です。
せっかく工事をお願いするなら、施工後も長いお付き合いができる業者を選びましょう。信頼できる業者は施工後のアフターチェックにも積極的で、定期点検で劣化を早期発見し修繕するなど責任を持って対応してくれます。
まとめ
外壁塗装・屋根塗装は建物の美観を保ち素材を守り、防水工事は雨水の侵入を防いで内部の劣化を防ぎます。いずれも住まいを守るために欠かせないメンテナンスで、目的は異なりますが併せて行うことでより効果を発揮します。
お住まいの状態に合わせ、専門家の診断のもとで適切なタイミングで必要な工事を行うことが大切です。また、信頼できる業者に依頼すれば施工の質やアフターケアの面でも安心できます。
広島市で外壁塗装・屋根塗装・防水工事をご検討中の方は、地域密着の佐々木塗装が丁寧にサポートいたします。建物診断からお見積もり、施工、アフターフォローまで一貫対応いたしますので、少しでも気になることがあればぜひ佐々木塗装にご相談ください。プロの視点で最適なメンテナンス方法をご提案し、大切な住まいを末永くお守りいたします。
最後までご覧いただきありがとうございました。
佐々木塗装は広島市安佐北区を中心に、広島県内一円を施工範囲として、外壁塗装や屋根塗装を行っています。
品質にこだわり、一軒一軒丁寧に、お施主様に寄り添って施工しております。
広島県で外壁塗装をご検討なら、ぜひ『外壁塗装広島 株式会社 佐々木塗装』にお気軽にご相談ください。
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