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【完全解説】外壁塗装の「施工面積」を自分で正確に計算する方法と見積もりのチェックポイント

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【完全解説】外壁塗装の「施工面積」を自分で正確に計算する方法と見積もりのチェックポイント

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【完全解説】外壁塗装の「施工面積」を自分で正確に計算する方法と見積もりのチェックポイント

 
外壁塗装を検討する際、最も気になるのが費用ではないでしょうか。その費用を大きく左右するのが、塗装を行う面積、つまり施工面積です。
 
しかし、この施工面積の計算方法について「なんだか複雑でよくわからない」「業者から提示された数値が適正なのか判断できない」と感じる方も多いはずです。
 
本記事では、外壁塗装における施工面積の基本的な考え方から、自宅で簡単にできる概算の計算方法、そしてより正確な面積を出すためのプロの計算方法まで、具体的な計算式と実例を交えて徹底的に解説します。また、見積もり書をチェックする際の重要なポイントについても紹介します。

外壁塗装の「施工面積」とは?費用との関係を理解する


まず、外壁塗装における「施工面積」とは何か、そしてそれが費用にどのように関わってくるのかを正しく理解しましょう。

施工面積の基本~塗る部分の「実面積」

外壁塗装の施工面積(塗装面積)とは、文字通り「塗料を塗る部分の面積」のことです。
 
建物の床面積を示す「延べ床面積」と混同されがちですが、施工面積は「延べ床面積」とは異なります。延べ床面積は建物内部の床の合計面積ですが、施工面積は外壁の面積です。
 
また、外壁の「全体面積」とも違います。外壁全体には、窓やドア、換気扇のフードなど、塗料を塗る必要のない開口部が含まれています。施工面積はこの開口部の面積を差し引いた、純粋に塗料を塗布する外壁の面積を指します。

施工面積が費用を決定づける理由

外壁塗装の総費用は、主に以下の要素で構成されています。
 
●      材料費(塗料代など)
●      人件費(職人の手間賃)
●      足場設置費用
●      その他費用(養生、高圧洗浄など)
 
このうち、総費用の中で大きな割合を占める塗料代と人件費(塗装作業分)は、基本的に施工面積に比例して決まります。
 
塗装費用=(塗料単価+施工単価)×施工面積
施工面積が大きくなれば、使用する塗料の量が増え、それに伴い職人が塗装に費やす時間も増えるため、材料費も人件費も高くなります。
 
そのため、業者から提示された見積もり書の施工面積が不当に大きい場合、適正な価格よりも割高な費用を請求されている可能性が高いといえます。

悪質な水増しを見抜く!見積もりチェックの重要ポイント


施主自身で概算の施工面積を把握したら、いよいよ業者から提出された見積もり書をチェックする段階です。悪質な業者は、この施工面積を水増しすることで不当な利益を得ようとすることがあります。提示された見積もりが適正であるかを見極めるため、以下のポイントを必ず確認してください。

施工面積が「概算」を大きく上回っていないか

まずは自身で算出した概算の施工面積と、業者から提示された見積もり書の施工面積を比較してください。
 
概算はあくまで目安ですが、通常はプロが正確に算出した数値も、大きくかけ離れることはありません。せいぜい5%〜10%程度の差に収まることがほとんどです。
 
もし提示された面積が自身の概算値より20%以上も大きい場合は、水増しの可能性を疑うべきです。その際は、業者に計算根拠(図面からどのように算出したか)を詳細に提示してもらいましょう。

「開口部」の面積が正確に引かれているか

悪質な業者が水増しを行う手口として、開口部の面積を差し引かずに、外壁全体の面積を施工面積として計上するケースがあります。
 
優良な業者は外壁の総面積と開口部の面積を分けて記載し、「差し引き後の純粋な塗装面積」を明示してくれます。

見積もりは必ず「複数社」から取る

最も重要で効果的な不正防止策は、複数の優良業者から相見積もりを取ることです。
 
複数社の見積もりを比較することで、各社の施工面積や単価の違いが一目瞭然になります。もし、一社だけが極端に大きな施工面積を提示していた場合、その業者は避けるべきです。

まとめ~適正価格で外壁塗装を行うために


外壁塗装の施工面積は、費用を決める上での根幹となる数字です。
 
施工面積とは、窓などの塗らない部分を引いた、純粋に塗料を塗る部分の面積です。
 
自身で「延べ床面積 × 係数(1.2など)」または「外周 × 高さ × 補正係数(0.85など)」で概算を把握しておくことが大切です。
 
プロは図面を用いて総面積から開口部を差し引き、ベランダなどの付帯部分を加算して正確な面積を算出します。
 
見積もり書を受け取ったら、自身の概算と比較し、計算の根拠(特に開口部の差し引き)を必ず確認し、複数社から相見積もりを取りましょう。
 
この記事で解説した知識を持つことで、悪質な業者に騙されることなく、適正な価格で質の高い外壁塗装を実現できるはずです。ご自宅の資産価値を守り、快適な暮らしを維持するためにも、施工面積の知識を活かして、納得のいく業者選びを進めてください。
 ご不明な点があれば、お気軽に専門業者に相談し、丁寧な説明を求めてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
 佐々木塗装は広島市安佐北区を中心に、広島県内一円を施工範囲として、外壁塗装や屋根塗装を行っています。
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