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ログハウスの外壁塗装の全てを解説🌳

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ログハウスの外壁塗装の全てを解説🌳

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ログハウスの外壁塗装の全てを解説🌳

ログハウスの外壁塗装は、見た目を美しく保つだけでなく、耐久性や劣化防止にも重要な役割を果たします。適切な塗料を選ぶことで、木材の呼吸を妨げず、長持ちさせることができます。また、施工前の準備やメンテナンスも欠かせません。これから、外壁塗装に関する具体的な方法や、注意すべきポイントについて詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

外壁塗装の重要性と必要性

ログハウスの外壁塗装は、単に見た目を美しく保つだけではありません。木材は紫外線や雨、風などの自然現象にさらされるため、劣化が進むことがあります。

塗装はその保護膜となり、腐食やカビの発生を防ぐ役割を果たします。また、適切な塗装を施すことで、ログハウスの耐久性を向上させ、長期間にわたって美しさを保つことが可能です。

このため、定期的な塗装は非常に重要です。

ログハウス特有の外壁の問題点

ログハウスの外壁には特有の問題点があります。まず、木材は湿気を吸いやすく、十分な防水処理が施されていないと、腐朽やカビの原因となります。これにより、外壁が劣化し、家全体の構造にも影響を及ぼす可能性があります。 

また、紫外線による色あせも大きな悩みの一つです。直射日光にさらされ続けると、塗装が劣化し、木材が無防備になってしまうのです。 

これらの問題を未然に防ぐために、定期的なメンテナンスと適切な塗装が必須です。

紫外線や雨水からの保護

ログハウスの木材は、紫外線や雨水にさらされることで劣化が進みやすくなります。特に、紫外線は木材を乾燥させ、ひび割れや色あせの原因となります。

外壁塗装を行うことで、これらの自然要因から木材を効果的に保護できます。UVカット機能のある塗料を使用することで、紫外線の影響を軽減し、長期間美しい外観を維持できます。また、雨水による侵入を防ぐことで、腐敗やカビの発生も抑えられ、ログハウスの寿命を延ばすことができるのです。

ログハウス外壁塗装の劣化のサイン

では、具体的にログハウスの外壁塗装はどのタイミングで行えば良いのでしょうか。新築時から初めての塗装までは、木材が落ち着く1~2年以内に実施するのが目安とされています。木材が十分乾燥して塗料が浸透しやすいタイミングで最初の塗装を行うことで、その後の耐久性が高まります。その後は、5~10年ごとに定期的な再塗装を検討しましょう。使用する塗料の種類や建物の立地条件によっても変わりますが、5年を過ぎたあたりからは一度専門家に状態を見てもらうことをおすすめします。特に広島の気候では、紫外線が強い夏場や雨の多い季節を経るごとに塗膜が劣化しやすいため、「まだ大丈夫」と思わず早め早めの対策が肝心です。

劣化のサインとして現れる症状にも注目しましょう。以下のような症状が出てきたら、それは塗り替え時期のサインです

  • 色褪せ:元の塗装色が薄くなり、見た目に艶がなくなってきたら注意です。特に日当たりの強い南面などで塗料の色が抜けてきた場合、塗膜の防護効果が弱まっている可能性があります。早めに再塗装を検討しましょう。
  • ひび割れ・割れ目:木材は乾燥や湿気で伸縮を繰り返すため、表面に細かなクラック(ひび)が入ったり、丸太同士の継ぎ目に隙間が生じたりすることがあります。木材表面の割れ目が深くなってくると、そこから雨水が染み込み腐食の原因となり危険です。
  • 黒ずみやカビ・苔の発生:木の外壁が黒っぽく変色してきたり、緑色の苔が生えてきたりしていませんか?湿気の多い北側の壁や日陰部分では特にカビや苔が発生しやすいです。これらは見た目が悪いだけでなく木材劣化のサインでもあります。
  • 水を吸っている:雨の後に外壁がいつまでも濡れ色のままだったり、水滴を弾かずに木が水分をじわっと吸い込んでしまう状態は危険です。本来塗装によって水をはじく状態が維持されているべきですが、塗膜が劣化すると防水性が低下します。ホースで軽く水をかけてみて、水を弾かず染み込むようであれば塗り替え時期と考えて良いでしょう。

このような症状を見つけた場合には、できるだけ早めに対策を取ることが大切です。小さな劣化のうちに塗装し直せば、木材自体の痛みを最小限に抑えられ、結果的にログハウスを長持ちさせることができます。「まだ築年数が浅いから大丈夫」と油断せず、定期的にチェックしてみてくださいね。

なお、塗装を行う季節としては、春や秋の穏やかな気候がベストです。湿度が低く気温が安定している時期は塗料が乾燥しやすく、塗装の仕上がりも良くなります。逆に真夏の猛暑日や真冬の寒冷期は、塗料の乾きや密着が悪くなることがあるため避けたほうが無難です。広島であれば梅雨明けから秋口にかけてや、春先の雨が少ない時期などが塗装に適しているでしょう。

塗料の選び方

ログハウスの外壁塗装において、塗料の選び方は非常に重要です。まず、木材に適した塗料を選ぶことが必要です。水性のものや、木材の呼吸を妨げない自然素材ベースの塗料がオススメです。

また、耐候性や防水性にも注目しましょう。紫外線や雨風から木材を守るためには、これらの機能が備わった塗料を選ぶことが大切です。色の選択も美観だけでなく、熱吸収を考慮することがポイントです。適切な塗料の選び方で、ログハウスをより魅力的に保つことができます。

自然派塗料 vs. 化学塗料

ログハウスの外壁塗装では、自然派塗料と化学塗料のどちらを選ぶかが大きな検討材料となります。

自然派塗料は、木材に優しく、環境にも配慮されています。主成分が植物由来であるため、有害な化学物質を含まず、木材の呼吸を妨げない特性があります。これにより、湿気の管理にも優れています。

一方、化学塗料は耐久性や防水性に優れており、色持ちも良く、さまざまな仕上げが可能です。ただし、一部の化学成分が木材にダメージを与えることもあるため、慎重な選択が求められます。

それぞれの特性を理解し、ライフスタイルやログハウスの環境に適した塗料を選ぶことが大切です。

予算に合った塗料の選択方法

塗料を選ぶ際には、まず予算をしっかりと設定しましょう。ログハウスの外壁塗装は一度行ったら数年は持続するため、初期投資を抑えることも重要ですが、安すぎる塗料は長持ちしない場合があります。

次に、塗料の種類を確認します。水性塗料や油性塗料にはそれぞれ特徴があります。初めての方は水性塗料が扱いやすく、環境に優しい選択肢です。

最後に、レビューや口コミを参照して実績を確認することも大切です。高品質で予算に合った塗料を見つけるために、慎重に選びましょう。

自分でできる外壁チェック方法

ログハウスに長く住んでいると、日々少しずつ変化が起きているものです。大切なマイホームを守るために、まずは自分でできる外壁のチェックを習慣にしましょう。専門的な道具や知識がなくても、以下のようなポイントを定期的に見て回るだけで、劣化の兆候を早期に発見できます。

  • 目視で外観チェック:家の周囲をぐるっと歩いてみて、外壁全体を観察します。色褪せている部分はないか、木の表面に剥げやザラつきがないか、苔やカビ汚れが付着していないかなどを確認しましょう。特に雨が当たりやすい北側や日差しが強い南側で異変が起きやすいので重点的に見ます。また、壁を手で触れて白い粉が付く場合(チョーキング現象)は塗膜劣化のサインです。
  • 隙間や錆びの点検:ログハウスは構造上、木材と木材の継ぎ目(ログ同士の接合部)や窓枠周りなどに隙間が生じることがあります。目に見える大きな隙間が空いていないか、コーキング(隙間充填材)がひび割れていないかを確認しましょう。また、外壁を留めている釘や金具が浮き出てきていたり、金属部分に錆びが出ていないかも見てください。釘が浮くのは木材の伸縮で起こる現象ですが、そのままにすると雨水が入り込む原因になります。
  • 雨上がりの状態:前述したように、雨が上がった後の外壁の様子を見るのも重要です。しっかり塗装が効いている場合、木部表面に水滴がコロコロと残り、時間とともに蒸発していきます。しかし塗装の効果が切れてくると、雨水が木に染み込み、外壁全体がいつまでも濡れたような状態になります。雨の翌日に外壁を触ってみて、内部まで水を含んで柔らかくなっているような箇所があれば、すぐに専門家に相談しましょう。

以上のチェックは、季節の変わり目(春先や秋口など年に1~2回)に実施する習慣をつけると良いでしょう。自分の目で確かめることで、ちょっとした変化にも気づきやすくなります。早めに異常を発見できれば、小規模な補修で済み、大掛かりな修繕を防ぐことができます。

外壁塗装を業者に任せるべき理由

外壁の状態チェックは自分でもできますが、実際の塗装作業や高度な修繕はやはりプロに任せるのが安心です。ログハウスの外壁塗装を専門業者に依頼すべき理由をいくつか挙げてみましょう。

  • 適切な塗料選びと技術:専門業者は数多くの塗料製品知識を持ち、ログハウスに最適な塗料を提案してくれます。プロなら木材の状態や予算、希望の仕上がりに合わせたベストな塗料を選定可能です。また、塗装には下地処理(高圧洗浄やケレン作業など古い塗膜や汚れの除去)から下塗り・中塗り・上塗りといった工程があり、職人が丁寧に作業するので塗料の性能を最大限発揮できます。
  • 安全性と施工品質:外壁塗装には高所での作業がつきものです。高所での作業は危険が伴いますが、専門業者は足場をきちんと組み、安全装備を整えて作業するため安心です。プロならムラのない美しい仕上がりになり、細部まで塗り残しがありません。耐久性の面でも安心です。
  • 劣化箇所の見逃し防止:塗装のプロは外壁をくまなく点検し、劣化箇所を正確に見極めてくれます。自分では気づかなかった木材内部の腐り始めなど、表面からは分かりにくい問題も発見し、補修まで対応してくれます。
  • 保証やアフターフォロー:信頼できる塗装業者に依頼すれば、施工後の保証やアフターフォローも受けられます。万一、塗装後に不具合が発生しても、保証期間内なら無償で対応してもらえます。

ログハウスは愛着が湧くマイホームですから、「できれば自分で手入れして大事に育てていきたい」と思われる方もいるでしょう。その気持ちはとても素敵ですが、だからこそ無理をせず、必要な部分はプロの力を借りることをおすすめします。プロに任せることで結果的に長持ちし、将来的な修繕コストの節約にもつながります。外壁塗装は決して安価な工事ではありませんが、適切な時期に適切な施工を行うことで、ログハウスの美しさと構造を何十年先まで守ることができるのです。

外壁塗装のメンテナンス

外壁塗装のメンテナンスは、ログハウスを美しく保つために欠かせません。まず、定期的な点検を行い、塗装が剥がれていたり、色あせていたりする箇所を確認することが重要です。特に湿気がこもりやすい部分や日当たりが悪い場所は劣化が進みやすいです。

次に、汚れやカビが発生している場合は、早めの対処が必要です。専用の洗浄剤を使って汚れを落とし、カビには防カビ剤で対処しましょう。こうした定期的なメンテナンスが、外壁の寿命を延ばす鍵となります。

定期点検と塗り替えのタイミング

定期点検は、年に1回行うことをお勧めします。特に、春や秋などの比較的天候の安定した時期に実施するのが理想です。表面のひび割れや剥がれを早期に見つけることで、大がかりな修理を避けることができます。

塗り替えのタイミングは、塗装後5年から10年を目安にすると良いでしょう。色あせや艶の低下、木材の剥がれなどが見られたら、塗り替えを検討する際のサインです。適切なタイミングでのメンテナンスが、長持ちするログハウスの秘訣です。

費用の見積もりと資金計画

外壁塗装を考える際、費用の見積もりは重要なステップです。まずは、施工業者にアプローチし、必要な作業内容や使用する塗料について詳しくヒアリングすることが大切です。

次に、複数の業者から見積もりを取ることで、相場感を把握できます。また、資金計画も立てておくと安心です。塗装作業の予算だけでなく、予想外の出費にも備えて、余裕を持った資金を確保しておくことをおすすめします。これにより、安心して施工を進めることができます。

まとめ

ログハウスの外壁塗装は、ただの見た目を整えるだけでなく、家の寿命を延ばすためにも非常に重要です。塗装作業は、計画的に行うことが成功のカギとなります。適切な塗料選びや施工手順を押さえ、定期的なメンテナンスを行うことで、長期間にわたり美しい外観を保ちましょう。

皆様が快適に過ごせるログハウスを維持するために、外壁塗装のポイントを理解し、実践していただければと思います。しっかりとした知識を持って、素敵なログハウスライフを楽しんでください。

 最後までご覧いただきありがとうございました。

 佐々木塗装は広島市安佐北区を中心に、広島県内一円を施工範囲として、外壁塗装や屋根塗装を行っています。

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