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水切りの役割とは?
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水切りの役割とは?
お家の外壁周辺を囲んでいる水切りですが、みなさんどのような役割があるのかご存知ですか?
水切りの傷みは危険なのか?などの疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は「水切り」について詳しくご紹介いたします。
ぜひ最後までご覧ください。
そもそも水切りとは?
水切りは外壁と基礎の間を囲んでいる仕切りの部分のことを指します。
お家の低い部分にありますので、他の外壁部分と比較しても簡単に確認していただけると思います。
一度ぜひ確認してみてくださいね。
そのほかにも建物の外側の窓枠下などにも水切りは施行されています。
水切りの役割
水切りの役割は大きく3つ挙げられます。
・外壁の壁面の汚れを防止する
・室内に水が侵入するのを防ぐ
・基礎が雨水によって腐食してしまうことを防止する
このように水切りは外壁を守るために非常に重要な役割を果たしているということがお分かりいただけるかと思います。
水切りがないお家も存在・・・?
水切りの設置は住宅品質確保法によって外壁の下端に設置するように定められています。
しかし、中には水切りがついていないお家というのも一定数存在しています。
先ほど水切りの設置は住宅品質確保法によって定められていると言いましたが、外壁をつたって土台に水が流れ込まない構造になっていれば問題ありません。
水切りがないことで、通常の雨では問題なかったとしても台風のような強烈な横殴りの雨などに遭遇してしまうと、土台に雨水が侵入してしまう危険性はあります。
その点を考慮すると水切りがある方がより安心ではないでしょうか。
水切りが劣化すると?
ここまで水切りの役割についてご紹介してきましたが、ここでは水切りの劣化についてご紹介したいと思います。
水切りは建物の寿命を左右する重要な部位です。
では、劣化症状について一緒に確認していきましょう。
雨水が侵入
水切りが劣化してしまうと、役割を果たすことができず土台に雨水が侵入してしまいます。
一度基礎が水分を含んでしまうと、なかなか簡単には水分が抜けてはくれません。
そのため、基礎が腐食してしまう原因となります。
基礎が腐食してしまうと、建物の構造にも影響を及ぼしてしまいお家が弱ってしまいます。
シロアリ被害
腐食した基礎にはシロアリ被害のリスクにもなります。
水切りが傷んでいることはお家の経年劣化が進行している状態を示します。
劣化によって外壁に隙間ができてしまうとそこからシロアリが侵入してしまうこともあります。
特に建物の土台部分はシロアリによる被害の危険性が高い部分だと言われています。
メンテナンスはまだ大丈夫と先延ばしにしていると、どんどん劣化は進行してしまうので注意が必要です。
水切りのメンテナンス
最後に水切りのメンテナンスについてご紹介したいと思います。
水切りの劣化を防止する方法としては劣化がひどくなってしまう前に塗装によるメンテナンスを行うことが良いとされています。
水切りにも材質がさまざまあり、スチール製・鉄製のものは塗装をお勧めしていますが、アルミ製・ステンレス製の場合は塗装をしてもすぐに剥がれてしまうこともあるのでお勧めしない場合もあります。
また、水切りを上からシートで覆っている場合に関しては塗装工事は不要となります。
最近の新築のお家では水切りシートを貼って保護しているものが増えてきています。
塗装工事を行うタイミングといたしましては、外壁や屋根塗装を行うときに一緒に行うことをお勧めしています。
一緒に塗装工事を行うことで、足場の費用を節約することができるだけでなく美観の点でも水切りの色あせが悪目立ちする心配がありません。
ぜひ、塗装工事を行う際に一緒に塗装業者に水切りの塗装についても聞いてみてくださいね。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
今回は水切りについてご紹介いたしました。
「自分のお家の水切りは塗装が必要な水切りなの?」など少しでも疑問点やご不安があればぜひお気軽にご相談ください。
しっかりと定期的にメンテナンスを行い、綺麗なお家に長く住めるようにしましょうね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
佐々木塗装は広島市安佐北区を中心に、広島県内一円を施工範囲として、外壁塗装や屋根塗装を行っています。
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