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外壁塗装の乾燥時間を徹底解説!失敗しないための期間と注意点

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外壁塗装の乾燥時間を徹底解説!失敗しないための期間と注意点

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外壁塗装の乾燥時間を徹底解説!失敗しないための期間と注意点

外壁塗装は、住まいの美観を保ち、建物を雨風から守るために欠かせないメンテナンスです。この記事では、外壁塗装の乾燥時間に関するあらゆる疑問にお答えします。乾燥の重要性から、各工程での目安時間、季節や天候による変動要因、そして失敗しないための注意点まで、プロの視点を交えて詳しく解説します。

なぜ「乾燥時間」が重要なのか?


外壁塗装における乾燥の役割外壁塗装における「乾燥時間」は、単に塗料が乾くのを待つ時間ではありません。この時間をしっかりと確保することが、塗装の耐久性と美観を左右する極めて重要な要素となります。

塗膜の性能を最大限に引き出すために

外壁塗装は一度に厚く塗るのではなく、通常「下塗り」「中塗り」「上塗り」という3つの工程に分けて塗料を重ねていきます。
 
密着性の向上: 塗料が完全に乾燥し、硬化する過程で、外壁材との密着性が高まります。乾燥が不十分なまま次の塗料を重ねてしまうと、塗料本来の密着力が発揮されず、早期の剥がれや膨れの原因となります。
 
塗膜の強度と耐久性の確保: 塗料は乾燥・硬化することで、初めてメーカーが定める耐候性や防水性といった性能を発揮します。乾燥時間を守らないと、塗膜が十分に硬化せず、ひび割れや摩耗に弱い状態になってしまいます。

【工程別】外壁塗装の乾燥時間(インターバル)の目安


外壁塗装の乾燥時間は、塗料の種類や製品、そして塗る工程によって細かく定められています。ここでは、一般的な目安をご紹介します。

下塗り(シーラー・フィラー)の乾燥時間

下塗り材は、外壁材への吸い込みが早いため、比較的短時間(2〜6時間程度)で乾燥することが多いです。しかし、外壁材が水分を多く含んでいたり、気温が低かったりすると、乾燥時間は延びます。ここで十分に乾燥させないと、上層の塗膜が剥がれる原因となります。

中塗り・上塗りの乾燥時間

中塗り・上塗りに使用される「仕上げ塗料」は、水性塗料か油性(溶剤)塗料かによって乾燥時間が大きく異なります。
 
水性塗料: 3〜5時間程度
 
油性(溶剤)塗料: 6〜24時間
 
油性塗料の方が乾燥に時間がかかる傾向がありますが、こちらも製品によって幅があります。重要なのは、中塗りが完全に乾いてから上塗りを施すことです。乾燥が不十分な状態での重ね塗りは、塗膜の剥離リスクを高めます。

最終乾燥時間(完全硬化期間)

工事完了後、塗膜が完全に硬化し、メーカーが保証するすべての性能(耐候性、防水性など)を発揮できるようになるまでには、さらに時間がかかります。
 
目安: 3日〜2週間
この期間は、家の周りの環境(車の駐車、洗濯物の干し方など)に注意が必要です。特に、塗装面に強い衝撃を与えたり、水に濡らしたりすることは避けましょう。

乾燥時間を左右する変動要因


外壁塗装の乾燥時間は、塗料の特性以外にも、現場の環境によって大きく変動します。これらの要因を理解しておくことで、適正な工事期間を見極めることができます。

【気温と湿度】

最も乾燥時間に影響を与えるのが、気温と湿度です。
 
気温: 気温が高いほど塗料の溶剤(水分やシンナーなど)の蒸発が早くなり、乾燥は促進されます。
湿度: 湿度が高い(空気中の水分が多い)と、溶剤の蒸発が妨げられ、乾燥は遅くなります。特に、湿度が85%を超えるような日は、原則として塗装作業は中断されます。

【塗料の種類】

使用する塗料の種類によって乾燥時間は異なります。
 
水性塗料: 主に水が溶剤として使われており、油性塗料に比べて乾燥が早い傾向があります。
油性塗料(溶剤系): シンナーなどの揮発性の高い溶剤が使われていますが、水性塗料よりも塗膜が厚く形成されやすいため、規定のインターバルをしっかりと守る必要があります。

失敗しないために!乾燥時間に関する確認事項と注意点


外壁塗装で失敗しないためには、乾燥時間について業者としっかりとコミュニケーションを取ることが重要です。

業者に必ず確認すべきこと

「使用塗料のメーカー名と品番」と「各工程の規定乾燥時間(インターバル)」使用する塗料のカタログや仕様書を見せてもらい、乾燥時間の規定を確認しましょう。これが全ての基準となります。「当日の作業スケジュール」「下塗りの開始時刻」と「中塗りの開始予定時刻」を確認し、規定のインターバルが守られているか、客観的にチェックできるようにしておきましょう。

まとめ


外壁塗装の乾燥時間は、塗膜の性能と耐久性を保証するための「命」とも言える重要なプロセスです。使用塗料と作業スケジュールを確認し、適正な乾燥期間が確保されているか、あなた自身もチェックする意識を持ちましょう。適正な乾燥期間を設けた丁寧な工事こそが、あなたの家を10年、20年と守り続ける高品質な外壁塗装へと繋がります。この記事の情報が、あなたの外壁塗装工事を成功に導く一助となれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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