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外壁塗装のタッチアップ|プロが教える失敗しない方法と長持ちの秘訣

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外壁塗装のタッチアップ|プロが教える失敗しない方法と長持ちの秘訣

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外壁塗装のタッチアップ|プロが教える失敗しない方法と長持ちの秘訣

外壁塗装のタッチアップとは?

外壁の美観を保つ上で、小さな傷や剥がれはつきものです。そんな時に役立つのが「タッチアップ」です。タッチアップとは、外壁塗装の一部を補修する作業のことです。外壁全体を塗り直すほどではない、ごく小さな範囲の補修を指します。

タッチアップが必要になるケース

タッチアップが必要になるのは、主に以下のようなケースです。

軽微な傷や剥がれ

飛来物や衝撃でできた小さな傷、経年劣化で部分的に剥がれてしまった箇所などです。

ひび割れ(クラック)

建物自体の動きや乾燥、収縮によって生じたひび割れを埋めてから塗装をします。ただし、大きなひび割れは専門業者による診断が必要です。

釘穴やビス穴の補修

新たな設備を取り付けた後の穴や、古い設備を撤去した後の穴を埋めます。

チョーキング現象の初期段階

塗料が劣化して粉状になる現象(チョーキング)が部分的に発生した場合、初期であればタッチアップで対応できることがあります。

タッチアップのメリットとデメリット

メリット

費用を抑えられる
外壁全体を塗り直すよりも、はるかに安価で済みます。
工期が短い
補修範囲が狭いため、作業にかかる時間が短く、手軽に行えます。
美観を維持できる
気になる部分をすぐに補修することで、建物の美観を維持できます。

デメリット

色ムラのリスク
既存の塗装色と完全に同じ色を調色するのは非常に難しく、色ムラが発生しやすいです。
一時的な補修
外壁全体の劣化が進んでいる場合、タッチアップはあくまで一時的な補修に過ぎず、根本的な解決にはなりません。
技術的な難しさ
既存の塗膜との段差をなくすなど、きれいに仕上げるにはある程度の技術が必要です。

タッチアップで失敗しないためのポイント


タッチアップは手軽にできる反面、いくつかのポイントを押さえておかないと失敗につながります。ここでは、DIYでタッチアップを行う際の注意点を解説します。

使用する塗料の選び方

タッチアップの成否を分ける最も重要なポイントは、既存の外壁と同じ塗料を選ぶことです。
ウレタン、シリコン、フッ素など、外壁に使用されている塗料の種類を把握しましょう。異なる種類の塗料を重ねると、密着が悪くなり剥がれの原因となります。

新築時の情報

新築時に受け取った仕様書や保証書に、使用された塗料の色番号が記載されていることがあります。

建材メーカーへの問い合わせ

外壁材のメーカーに問い合わせてみるのも一つの方法です。

専門業者への依頼

自分で色を特定できない場合は、専門業者に依頼するのが確実です。色見本帳から近い色を探したり、既存の外壁から色を採取して調色してもらったりできます。

日焼けや経年劣化

新築時の色番号が分かっても、時間が経つと塗料は日焼けや汚れで色が変化しています。そのままの色を塗ると、周囲と色が変わってしまうため、業者に相談して、少しだけ色を調整してもらうと良いでしょう。

作業手順と注意点

  1. 下準備: 補修箇所とその周辺の汚れを高圧洗浄機やブラシで丁寧に落とします。汚れが残っていると、塗料の密着が悪くなります。
  2. 下地処理: 補修箇所の段差をサンドペーパーで滑らかにし、パテで穴やひび割れを埋めます。パテが完全に乾燥してから次の工程に進みます。
  3. 養生: 補修箇所の周囲をマスキングテープで丁寧に養生します。
  4. 下塗り: 塗料の密着を良くするために、下塗り材(シーラーやプライマー)を塗布します。
  5. 上塗り: 既存の塗膜の厚みや質感を意識しながら、刷毛やローラーで塗料を塗布します。一度に厚く塗るのではなく、薄く数回に分けて塗るのがポイントです。
  6. 乾燥: 塗料が完全に乾燥するまで待ちます。乾燥時間は塗料の種類や気温、湿度によって異なります。
  7. 仕上げ: マスキングテープを剥がし、周囲との境界が不自然でないか確認します。

プロに任せるべきケースとタッチアップとの違い


タッチアップは手軽にできる反面、すべてをDIYで解決できるわけではありません。以下のようなケースでは、迷わずプロの業者に相談しましょう。

プロに任せるべきケース

広範囲の劣化

チョーキング現象が広範囲に及んでいる、塗膜の剥がれが目立つなど、部分的な補修では追いつかない場合です。

大きなひび割れ

建物内部にまで影響を及ぼすような大きなひび割れは、雨水の侵入を防ぐためにも専門的な補修が必要です。

防水性の低下

塗膜の劣化により、外壁全体の防水性が低下している可能性があります。

高所作業

危険な高所での作業は、安全確保の面からもプロに任せるべきです。

プロのタッチアップとDIYの違い

プロの業者は、単に塗るだけでなく、以下の点においてDIYとは一線を画します。

正確な色合わせ

専門の調色機材や長年の経験から、既存の外壁色に限りなく近い色を再現できます。

適切な下地処理

劣化の状況を見極め、最適な下地処理を施すことで、補修部分の耐久性を高めます。

美しい仕上がり

刷毛やローラーの使い方はもちろん、周囲との段差をなくす技術など、プロならではの美しい仕上がりを実現します。

保証の提供

施工後の保証が付く場合が多く、安心して任せることができます。

まとめ


外壁のタッチアップは、軽微な傷や剥がれをきれいに補修し、建物の美観を保つ上で非常に有効な手段です。しかし、適切な塗料選び丁寧な下地処理が成功の鍵となります。DIYでチャレンジする際は、失敗しないためのポイントをしっかり押さえることが大切です。
 最後までご覧いただきありがとうございました。
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