築33年、木造2階建ての和風住宅です 。
屋根は和型陶器瓦です 。
瓦自体は割れやずれも特に問題はありませんが棟押えを巻く針金がところどころ切れていました 。
また谷板金は錆びて真っ赤になっています 。
今回は銅線の巻き替えと谷板金の張替えを行いました 。
樋は一度塗装がされていましたが今回は新しい樋に架け替えました 。
外壁はモルタル 。
最後に塗装されたのが約20年前だそうです 。
塗膜はチョーキング現象を起こし劣化でパサついていました 。
ところどころクラック(ひび割れ)が見られました 。
外構部は塗装がされていますがお水が中に回り塗膜が膨れてきたのをご主人がコーキングで補修されていました 。
ここは改めて塗装をしてもまた膨れてくる可能性があるので塗装はせずにセラミックレンガを貼り付ける提案をさせていただきました 。
軒天のプリント合板は今回は塗装なしで行きましょうとご提案させていただきましたが急きょ重ね張りをする事になりました 。
今回の工事のきっかけになったのは奥様からのお電話 。
昔、自治会の活動でお世話になった事があります 。
他社の少~しお高めのお見積りで外装リフォームの検討する中で奥様は私の事を思いだしてくださったようです 。
20年ぶりの大がかりな工事でご不安もあったと思いますが本当にありがとうございました
寒い時期の工事、職人さんの為に玄関先にカセット式のストーブを出してくださっていましたね 。
ストーブの暖かさは奥様の心の温かさそのものです 。
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