築52年、木造2階建ての住宅です。
5年前に増築工事をされています。
屋根は石綿強化スレート瓦(セキスイかわらU)
元々の薄い板状のスレート屋根材(カラーベスト)の上に現在のスレート瓦を載せるカバー工法がされています。
表面の塗膜は劣化し素地が露出していました。
カビの繁殖も見られました。
この屋根材は塗装によるメンテナンスが非常に難しくすぐに剥がれるリスクもあります。
今回は既存の屋根材を撤去して元々あったスレート屋根の上に金属屋根を載せるという新たなカバー工法を行いました。
スレート瓦を剥がすと思った通り元々の薄型スレート屋根材が出てきました。
屋根の面積も広く屋根材を剥がすのは大変な作業でした。
外壁はモルタルですが増築部分は窯業系サイディングボードが張り付けてあります。
玄関側正面から見るとモルタル部分の壁面はほとんど見えていないのですが調べると結構傷んでいました。
大きなクラック(ひび割れ)もたくさんありました。
屋根からの湿気や漏水で軒裏のベニヤが水を吸収し剥がれ落ちている箇所がありました。
塗装の前に大工さんに補修してもらいました。
大がかりな工事で2ヶ月にわたる長い工期になりました。
外壁の色はご主人、奥様と一緒にこれまで塗装させていただいたお客様のお宅を2回にわたり見に行き決めていただきました。
おしゃべりしながらの楽しいドライブでした。
ご主人、奥様のご年齢も近くお孫さんもいらっしゃったり共通点も多くお話しさせていただいて楽しい事ばかりでした。
毎日の冷たい飲み物やお茶菓子、お心遣いに心から感謝しております。
本当にきれいになったと自負しております。
弊社に工事をお任せいただき本当にありがとうございました。 |