築17年、木造2階建ての洋風住宅です。
屋根は5.5寸のスレート瓦。
塗装改修歴はありません。
全体的に退色しています。
瓦の割れも見られました。
黄色や黒のカビが繁殖していました。
もちろん塗るのも選択肢のひとつですが今回は塗装はせず既存の屋根の上に金属屋根を載せるカバー工法を行いました。
何度も塗って持たせる屋根材ではないので長い目で見ると早目の改修はお得です。
外壁はALC。
今回が初めての塗装メンテナンスになります。
全体的に汚れやカビの繁殖が見られました。
今回はできるだけ長くカビを抑制するために外壁の上塗り材に防カビ添加剤を入れて防カビ仕様にしました。
縦や横の目地の塗膜にひび割れが見られました。
外壁の一部にコンクリート擬石が張ってあります。
汚れもさる事ながらチョーキング現象を起こしていました。
何色もの色を使用しているので塗装は難しく今回は専用の保護材を塗布させていただきました。
汚れやカビで黒くなっている樋もきれいに塗っていきました。
外壁のお色はこれまでとずいぶん変わった濃い目のグレー。
下のお写真を見ていただけるとわかると思いますが、北面のコンクリート擬石と明るい色の外構部大手のおかげで全体的に重い印象になっていません。
お母さまが新築のようになったと喜んでいらっしゃいました。
工事中に台風が2回も来てご不安もあったと思います。
N様、工事をご依頼いただき本当にありがとうございました。 |