築39年、木造(在来工法)2階建ての和風住宅です。 屋根は陶器瓦(石州和型J型) 瓦の割れやずれはありませんでした。 棟押えの状態も問題ありません。 陶器瓦なので塗装の必要はありませんが壁際の板金部は退色しているのできれいに塗っていきました。 樋は全面新しい樋に交換いたしました。 軒樋の内部には落ち葉が堆積していたり苔が繁殖している箇所がありました。 軒樋の留め金具は3種類使われており新しい金具も同じような形のステンレス金具を使用しています。 裏山からの落ち葉が軒樋に入り込むのを防ぐため、一部の軒樋に落ち葉除けネットを取り付けました。 外壁はモルタル。 今回が初めての塗装メンテナンスになります。 あちこちにクラック(ひび割れ)が見られました。 漆喰を塗り込んだような補修跡が見られました。 広く大きい建物ですが開口部もしっかりと取ってあり外壁の面積は意外と少なかったです。 凝った造りの和風住宅でふんだんに木材を使っています。 調査の際にこれは大変だと思ったのが軒天の垂木。 軒天は焼杉ですが垂木は塗装がされています。 これを軒天に塗料が付かないように一本一本塗っていきました。 その他破風板、鼻隠し、付梁、出桁、出窓破風、縁台などの木部や土台水切り、出窓上天端、ストックヤード骨組み、ストックヤードの囲い等の鉄部を塗っていきました。 外壁のお色はカラーシュミレーションをテレビ画面で見ていただきすぐに決まりました。 元のお色と変わってはいませんが上品な仕上がりになっています。 ご夫妻との最初の出会いはショールームへのご来店でした。 昨日の事のように憶えています。 お盆明けの着工は早くから決めていました。 ストックヤードの内部が外壁と絡んでおり中の荷物を全部出さないと塗装ができなかったり足場が組めなかったりだったので早めに着工日を決めてそれに向けてストックヤードの中の不要な物を処分していただいたりしました。 工事が終わってからもストックヤードの中の片付けなどでご主人は大忙しのようでした。 本当に素敵なご夫妻でした。 T様、私たちに工事をお任せいただき本当にありがとうございました。 佐々木塗装は広島市安佐北区を中心に、広島県内一円を施工範囲として、外壁塗装や屋根塗装を行っています。 品質にこだわり、一軒一軒丁寧に、お施主様に寄り添って施工しております。 広島県で外壁塗装をご検討なら、ぜひ『外壁塗装広島 株式会社 佐々木塗装』にお気軽にご相談ください。 外壁塗装 広島 |