築20年、木造平屋建ての別荘のような佇まいのおしゃれな住宅です。 屋根は切妻、3.5寸勾配の大きなスレート屋根。 トップライトが付いています。 築20年という事もあり屋根は全体的に退色していました。 ドローンで見ただけでもあちこちにクラック(ひび割れ)や予備群がある事が確認できました。 仕様書には「カラーベストニューコロニアル」と書いてありましたがおそらく別の商品ではないかと思います。 1枚の瓦にこれだけヒビがあるのがすごいです。 「カラーベストニューコロニアル」の場合だと10~15%程度のアスベスト(石綿)を含有しています。 アスベストと言うと今でこそ生命に関わるような悪いイメージですが性能としては優れておりかつては色々な建材に使用されていました。 厚さ5mm程度の薄いスレート屋根でも割れにくいという特徴があります。 2004年に1%以上のアスベストを含む製品の製造・使用が禁止され2006年には0.1%以上含む製品も禁止された事で実質上の使用不可となりました。 そのあたりからアスベストに変わる繊維や増量剤が使われるようになりました。 いわゆるノンアスベストの素材です。 ところがこの切り替わりの端境期はまだアスベストに代わる素材が確立できず試行錯誤していたようで当時の屋根材はトラブルばかりだったようです。 こちらのお宅もこれだけのひび割れや欠けがあるのはアスベストを含有していないものとみました。
まず塗装は難しいという事で今回は今の屋根材の上に金属屋根を載せるカバー工法のご提案をさせていただきました。 選んでいただいたグリーンの屋根材はおうちの雰囲気にピッタリ合っています。 外壁の塗装はありませんが木製の玄関ドアやデッキを塗らせていただきました。 Y様、工事をお任せいただき本当にありがとうございました。 佐々木塗装は広島市安佐北区を中心に、広島県内一円を施工範囲として、外壁塗装や屋根塗装を行っています。 品質にこだわり、一軒一軒丁寧に、お施主様に寄り添って施工しております。 広島県で外壁塗装をご検討なら、ぜひ『外壁塗装広島 株式会社 佐々木塗装』にお気軽にご相談ください。 広島外壁塗装 |