築43年、『日本電建(株)』さん(現在は解散)の木造2階建ての和風住宅です。
屋根は陶器和瓦。
12~13年前に現在の瓦に葺き替えられたそうです。
瓦の割れ、ずれもなく棟の状態も良く何の問題もありません。
壁際の板金部が変退色しているのできれいに塗装しました。
樋も屋根の葺き替えと同時に架け替えられたようです。
今回はきれいに塗装を行いました。
外壁はモルタル。
24年前に塗装を行ったそうです。
汚れやチョーキング現象(手で触ると粉状の物が付着する現象)が見られました。
クラック(ひび割れ)も見られました。
ところどころモルタルの浮きが見られましたので左官補修を行いました。
塗装で一番大事な事はこういった下地の丁寧な補修です。
和風住宅で木をふんだんに使った造りで外壁以外にも塗る箇所が多く付帯部分の塗装に時間がかかりました。
初めての訪問時、奥様が真っ先に見て欲しいと言っておられた基礎巾木。
基礎のコンクリートが割れて落ちていました。
足場を解体してから左官補修を行いました。
外壁のお色は今年に入って一番人気のあったグレー系の明るい白。
暑い時期でしたがお盆に入るまでの完工を目指して頑張りました。
F様のお宅は4月に塗装工事を完工させていただいたお客様の斜め裏のお宅で工事中のご近所への対応が良かったという事でお問い合わせをいただきました。
仕上がりにもご満足いただき大変喜んでいただきました。
F様、本当にありがとうございました。 |