築20年、木造2階建ての洋風住宅です。 屋根はスレート瓦。 外部仕上げ表にはクボタ カラーベストと書かれていましたがこれは旧松下電工(現パナソニック)のシンフォニーグランデという製品です。 平成14年~18年8月の4年間しか製造していないので私たちでもあまりお目にかかる事のない屋根材です。 アスベストを含有しない屋根材です。 お魚の鱗のようなデザインがかわいらしい屋根です。 これまで塗装改修歴はなく全体的に塗膜は退色していました。 近くから見ると塗膜がなくなっているのがよくわかります。 カビや苔の繁殖も見られました。 大きなスリットが入っている屋根材ですが特にスリットの上にひび割れが見られました。 板金部は退色していました。 状態がよければ塗装でメンテナンスできる屋根材ですが今回は今のスレート屋根の上に鋼板屋根を載せるカバー工法で改修いたしました。 樋も全面新しく樋に交換いたしました。 表面は紫外線で退色しており元の色さえわからないほどでした。 外壁は窯業系サイディングボード。 2種類のデザインが違うボードが使用されています。 メイン面は単色ボード。 チョーキング現象を起こしており手で触ると粉状のものが付着します。 日当たりの悪い面はカビの繁殖が見られました。 ボード目地やサッシ回りのシーリング材が劣化しておりひび割れや剥離が見られました。 アクセント面は数色の色で色を付けた高意匠のサイディングボード。 一見きれいに見えますが至近距離から見ると微細なひび割れが入っているのがわかります。 早い時期ですと透明の塗料を使用するクリアー塗装もできますがここまでひびが入っているとクリアー塗装はできません。 その他軒天、玄関軒天、ベランダ軒天、破風板、鼻隠し、ベランダ下フレーム、北面2階付梁、出窓上天端、勝手口庇、ベランダ床面等を塗っていきました。 外壁のお色はアクセント面を茶色系にするか黒系にするかで迷われましたが最終的には黒系(濃い目のグレー)に決まりました。 付帯部分もひとつひとつ色を吟味して決めていきました。 とても上品な感じになっています。 今年の2月に現場調査をさせていただき場所柄諸々手続き有りでしたが無事にお盆までに完工する事ができました。 S様、私たちに工事をお任せいただき本当にありがとうございました。 佐々木塗装は広島市安佐北区を中心に、広島県内一円を施工範囲として、外壁塗装や屋根塗装を行っています。 品質にこだわり、一軒一軒丁寧に、お施主様に寄り添って施工しております。 広島県で外壁塗装をご検討なら、ぜひ『外壁塗装広島 株式会社 佐々木塗装』にお気軽にご相談ください。 安佐北区外壁塗装 評判
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