築28年、木造(在来工法)の2階建て洋風住宅です。
屋根は乾式コンクリート瓦。
15年前に一度塗装をされています。
全体的に変退色し汚れも見られます。
明るい色なのでわかりずらいのですが黄色いカビや黒いカビ、下屋根の重なり部分には苔の繁殖も見られました。
棟押えの漆喰が剥がれ落ちていたり赤土の流出も見られました。
今回は塗替えでなく陶器瓦への葺き替えをご提案させていただきました。
外壁はモルタル。
屋根と同じく15年前に一度塗装をされています。
全体的にチョーキング現象を 起こして粉っぽくなっていました。
クラック(ひび割れ)や塗膜の剥がれが見られました。
樋は全面新しい樋に交換しました。
一度塗装はされていますがかなり変退色しています。
軒樋内部には苔の繁殖が見られました。
ベランダの床面は鋼板。
きれいに塗装を行いましたが社長の判断で床面の防水を改修する事になりました。
コンパネで下地を作り塩ビシート防水にしました。
元々のご依頼は1階部分の原因不明の雨漏りでした。
屋根を葺き替えてベランダの床面も改修した事により雨漏りは完全に止まったのではないかと思います。
暑い時期の長い工期になりましたがH様のご協力もあり無事に工事を終える事ができました。
私たちを信頼して工事をお任せいただき本当にありがとうございました。 |