築33年、木造2階建ての和風住宅です 。
屋根はスレート瓦(カラーベスト) これまで塗装によるメンテナンスはありません 。
元々は茶色だったようですが全体的に退色していました 。
下屋根は瓦の退色だけでなくカビの繁殖が見られました 。
板金部は釘が浮いていました 。
本来なら33年経過した屋根材は塗装によるメンテナンスはお勧めしません 。
葺き替えかカバー工法をご提案させていただくのですが、こちらのお宅は現在誰も住んでおられず、敷地内の別邸に居を構える施主様より古くなったおうちの見た目をきれいにという事でご依頼をいただきました 。
そういう理由もあり今回は屋根の塗装を行いました 。
外壁は窯業系サイディングボード 。
アクリルリシンの吹き付けがしてあります 。
屋根と同じく外壁も塗装改修歴がなく今回が初めての塗装になります 。
全体的に汚れやカビの繁殖が見られました 。
目地のシーリングはかなり劣化をしていました 。
屋根、外壁、その他の付帯部分含めて下地の劣化箇所も多くどうなる事かと思いましたが必要な補修はできる限り行いここまできれいにする事ができました 。
着工は6月15日、例年なら梅雨に入っている時期ですが今年は梅雨入りが大幅に遅れたおかげでお天気にも恵まれ予定より早く工事が進みました 。
工事をご依頼いただき本当にありがとうございました 。
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