築42年、木造2階建ての和風住宅です 。
昭和63年(30年前)に増築をされています 。
屋根は釉薬瓦ですが増築部分の屋根は釉薬のない和型陶器瓦です 。
屋根の点検をしたところ釉薬瓦はかなり割れや欠けている瓦がありました 。
おそらく凍害だと思われます 。
かなりの枚数の割れでしたので本来なら屋根を葺き替えた方が良いのですが費用もかかるので今回は割れている瓦を新しい瓦に差し替える事になりました 。
軒樋内部に雨水が滞留していました 。
色も完全に退色しています 。
樋は新しい樋に架け替えました 。
外壁はモルタル 。
これまで改修歴がなく今回が初めての塗装となりました 。
汚れやカビが見られました 。
あちこちにクラック(ひび割れ)が見られました 。
古さゆえに換気しにくい浴室周りの壁は塗膜が剥がれボロボロになっていました 。
その他真っ赤に錆びた瓦棒屋根、玄関屋根、小庇天端、出窓上天端、木製の破風板、軒天垂木等すべての部位をきれいに塗りました 。
築42年のお住まいが美しく生まれ変わりました 。
元々の壁のお色は少し冷たい感じの印象を受けましたがやさしく暖かみのあるお色にチェンジ 。
大変きれいに仕上がりました 。
いつも優しく迎えてくださった奥様に心から感謝を申し上げます 。
本当にありがとうございました 。
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